チョン・ドヨン　主演女優賞6度目の受賞

チョン・ドヨンが6度目、国際授賞式では3度目となる、主演女優賞受賞の快挙を成し遂げた。

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チョン・ドヨンは17日午後、香港コンベンションセンターにて＜香港国際映画祭(HKIFF)＞開幕イベントとして開かれた＜アジア・フィルム・アワード＞の授賞式で『シークレット・サンシャイン』の主演女優賞を受賞した。

今回の＜アジア・フィルム・アワード＞では、そうそうたるアジアのスターたちが候補にあがり大きな関心を集めた。国内で開かれる映画祭では、強力なライバルがおらずチョン・ドヨンが主演女優賞の候補であり、またライバルも自分自身であった。

イ・チャンドン監督の『シークレット・サンシャイン』は、主演女優賞とともに作品賞と監督賞を受賞し、3冠王に輝いた。

チョン・ドヨンは、「素晴らしい候補者が多いのに自分が授賞していいものなのかわからない。全ては監督のおかげだと思う。共演者のソン・ガンホとイ・チャンドン監督にこの栄光をささげる」と感想を述べた。

イ・チャンドン監督は、「女優チョン・ドヨンが主演女優賞を受賞すると思っていたので、お祝いする気持ちで参加したが、作品賞まで受賞することになりとても嬉しい」と話した。

主演男優賞は、『ラスト・コーション』のトニー・レオンが受賞した。昨年、『グエムル～漢江の怪物～』で主演男優賞を受賞したソン・ガンホは『シークレット・サンシャイン』で候補にあがり2連覇を狙ったが、受賞にはいたらなかった。