「SEVENTEEN」ⓒ CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
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1999年にMnet映像音楽大賞としてスタートし、2009年には大韓民国初のアジア音楽授賞式を宣言し「Mnet ASIAN MUSIC AWARDS」として生まれ変わり、さらに昨年グローバル音楽市場の変化に合わせてリブランディングされた世界最大級のK-POP授賞式「2023 MAMA AWARDS(以下MAMA)」が、11月28日(火)、29日(水)の2日間にわたって東京ドームで開催された。世界中のK-POPファンが熱狂した2日目の様子をレポートする。

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今回でホストを務めるのは5回目となる人気俳優パク・ボゴム。白いスーツを身にまとい、颯爽とステージに登場した。「みなさん、ひとつになる準備はできましたか?」と、会場に集まったファンに呼びかけ、MAMA2日目の公演がスタート。

トップバッターを飾ったのは、今年大躍進した8人組ボーイズグループ「ATEEZ」。映画のワンシーンのようなオープニングムービーから始まり、ステージには俳優リュ・スンリョンも登場。期待が高まるなか、車に乗ったメンバーが客席に登場し、会場を驚かせた。まずは、カバーダンスが話題になった「BOUNCY(K-HOT CHILLI PEPPERS)」のパフォーマンスに会場の熱気も急上昇。さらに、12月にリリースされる新曲「Crazy Form」を初披露し、ファンは歓喜の声を上げた。

今年デビューしたグループに贈られる「Best New Male Artist」は、オーディション番組『BOYS PLANET』から誕生した「ZEROBASEONE」が受賞。「人生で1回しか獲れない新人賞をいただけて本当にうれしい。僕たちをいつも輝かせてくれたみなさんに感謝したいです」と、ゴヌクがあいさつした。「Best New Female Artist」は、多国籍グループtripleS(トリプルエス)が受賞。「これからも様々な姿をお見せするので期待してください!」と、メンバーからのメッセージが届いた。

続いては、今年デビューした7人組ガールズグループ「EL7Z UP」(エルズアップ)のステージ。赤と黒のセクシーな衣装で、「SNAP(MAMA ver.)」を披露。椅子を使ったダイナミックなパフォーマンスで、会場の視線を集めた。

「Best Dance Performance Male Group」は、世界中から多くの支持を得る「SEVENTEEN」が受賞。「いつも本当に頑張ってステージを準備しているので、僕たちの情熱を認めていただいたようでうれしいです。CARATのみなさん、そして事務所のスタッフのみなさん、本当にありがとうございます」と、スングァンが心を込めて感謝した。「Best Dance Performance Female Solo」は、JISOO(BLACK PINK)が受賞。今年初めてソロアルバムをリリースし、タイトル曲「花(Flower)」の両手で花を作る特徴的な振り付けが話題となった。SNS上ではダンスチャレンジ“フラワーチャレンジ”が大流行し、多くのK-POPアイドルたちがこぞってチャレンジしていたのも記憶に新しい。

続いてのステージは、「Block B」のZICOがプロデュースするグループとして注目を集める「BOYNEXTDOOR」。「One and Only」では、カラフルなセットとリズミカルなメロディで、愛嬌たっぷりのキュートなステージを披露。そして、可愛らしい雰囲気から一転、白い衣装に着替え、「But Sometimes(MAMA ver.)」で魅せたエネルギッシュなステージにファンからは大歓声が上がった。

「Favorite Dance Performance Male Group」は、今年8月にデビュー3周年を迎えた「TREASURE」が受賞。喜びを隠し切れない様子のヒョンソクがマイクの前に立ち、「意義深い賞をいただきありがとうございます」とあいさつするやいなや「ちょっとマイクが高いですね(笑)」とつぶやくと、ハルトがヒョンソクの体を持ち上げ、そのままあいさつを続けるという何とも仲睦まじい様子にファンもほっこり。ヨシは「もっと頑張って、すごいアーティストになるので見守ってください!」と、意気込んだ。

続いては、K-POPガールズグループの一夜限りの豪華コラボが実現。人魚のように舞うユンジン(LE SSERAFIM)、蛇のように艶めかしいシャオティン(Kep1er)、「STREET WOMAN FIGHTER」に出演し、一躍有名になったMonikaとBadaはダンサーとしての威厳を見せつける迫力あるパフォーマンス、そして、ライオンのように堂々たるミンニ((G)I-DLE)のソロステージで、観客の視線は釘付け。最後は5人全員で「MAGO」を披露。5人が横並びになって歩く姿は圧巻。音楽の力で会場がひとつになった瞬間だった。

SMエンタテインメントから約7年ぶりにデビューしたボーイズグループ「RIIZE」は、ユニフォーム姿でフレッシュなステージを披露。今年9月にデビューしたばかりだが、ビジュアルと実力を兼ね備えたグループとして、すでに多くのファンを虜にしている。「Siren」では、客席に降りてきてファンのすぐそばでパフォーマンスし、会場を沸かせた。

「Favorite Global Performer Female Group」は、「(G)I-DLE」が受賞。ソヨンは「世界中のファンが『Queencard』を歌ってくれたおかげです。ありがとうございます!」と、ファンに感謝した。「メンバーもお疲れさまでした!より成長した姿をお見せします!」と、ウギは笑顔でメンバーを労った。「Best Vocal Performance Group」は、今年2年ぶりにカムバックした「Love Lee」が話題の「AKMU」が受賞した。

10月に韓国デビューを果たした「NiziU」は、韓国デビュー曲「HEARTRIS」を披露。パステルカラーの衣装を身にまとったメンバーとオフィシャルキャラクター「NIZOO」も一緒にステージに登場し、愛らしいメルヘンな世界観を演出。ダンスブレイクでは、リオを中心にキレキレのダンスで観客の心をわしづかみにした。

「Best Male Group」を受賞したのは「SEVENTEEN」。ミンギュは「受賞できたのはCARATのおかげです。これからも素敵なステージといい音楽でお返ししたいと思います。次はエスクプスも必ず一緒にステージに立ちたいです」と、療養中のエスクプスへの想いも述べた。続く、ジョシュアは英語で、ジュンは中国語であいさつし、世界中のファンに感謝の気持ちを伝えた。

「Best Vocal Performance Solo」は、2013年にデビューしたバラード歌手パク・ジェジョンが受賞。シングルやドラマOSTなど多くの楽曲をリリースしてきたパク・ジェジョンは、今年初めてフルアルバム「Alone」をリリース。タイトル曲の「Let’s Say Goodbye」は涙を誘う別れの曲として人気を博した。「本当に光栄です。本当に幸せな一年になりました。長い間支持されるよう努力します」と、メッセージを届けた。

新人賞に輝いた「ZEROBASEONE」は、「In Bloom」、「Take my Hand」、「CRUSH」の3曲を披露。青いバラを持ったハンビンの力強くもしなやかなダンスからスタートし、ステージ下からメンバー全員がリフトアップ。洗練されたクールなパフォーマンスに、ファンも思わずうっとり。

「Favorite Global Performer Male Group」は、「ATEEZ」が受賞。「ファンからの愛を当然と思わず、いつも感謝しながらお返しできるように頑張ります」と、ソンファの謙虚な姿勢に大きな拍手が送られた。「Best Female Artist」は、JISOO(BLACK PINK)が「Best Dance Performance Female Solo」に続き2度目の受賞となった。

日本でも高い人気を誇る「LE SSERAFIM」は、「Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife (Hip hop remix ver.)」を披露。一度聴いたら忘れられない中毒性の高い楽曲に、観客の盛り上がりも最高潮に。シルバーの煌めく衣装が観客の目を惹きつけ、持ち前の身体能力を最大限に発揮したパフォーマンスでカリスマ性を爆発させた。

続けて、10人組ボーイズグループ「TREASURE」が登場。まずは、グループ内ユニットT5のステージから。ジュンギュが作詞作曲を手掛けた楽曲「MOVE」で会場を盛り上げ、「BONA BONA」では宇宙服を着たメンバーが、火柱に囲まれながら、熱いパフォーマンスを繰り広げた。「SAMSUNG Galaxy Song of the year」は、NewJeansが受賞。残念ながら、今回の授賞式には不参加となったが、絶大な存在感を示した。

授賞式もいよいよ終盤戦。5人組グローバルガールズグループ「(G)I-DLE」は、「Queencard」で会場を熱狂の渦へと誘った。ファンにも一緒に歌うように呼びかけ、まるで自分たちの単独公演かのような盛り上がりをみせ、最後はファンと一緒に記念撮影をしてステージを締めくくった。

「Favorite Dance Performance Female Group」は、先ほど熱いステージを届けた「LE SSERAFIM」が受賞。続く「Best Male Artist」は、今年3月にソロアルバムをリリースしたJIMIN(BTS)が受賞し、会場からも歓声が上がった。

ラストのステージを飾るのは、デビュー9年目にしていまだファンが増え続ける「SEVENTEEN」。新曲をリリースする度に世界の音楽チャートに次々ランクインし、その勢いはとどまるところを知らない。最新曲「God Of Music」と、発売初週で売上500万枚超を記録したミニアルバム「FML」のタイトル曲「Super」の2曲を披露した。「Super」では、歌詞のラストを「この歌はMAMAのエンディングテーマだ」に変えて歌い、会場を沸かせた。

授賞式も残すところ、あと2部門。「SAMSUNG Galaxy Artist of the Year」は、「NewJeans」が見事受賞した。デビュー1年4カ月で成し遂げた名誉ある受賞となった。そして、「SAMSUNG Galaxy Album of the Year」は、「SEVENTEEN」の10枚目ミニアルバム「FML」が受賞。会場には、療養中のエスクプスも姿を現し、メンバー全員で円陣を組み、喜びを分かちあった。ジョンハンは日本語で「とっても幸せです。僕たちがつらかった時、CARATが応援してくれた言葉がギューッと力になりました。CARATのみなさんと今まで積み重ねてきた努力が実ったと思います。本当にありがとうございます。この賞をCARATに捧げたいと思います。来年もよろしくお願いします!」と、ファンへのありったけの想いを伝えた。






■「2023 MAMA AWARDS」 受賞者一覧■
【Favorite New Artist】RIIZE、ZEROBASEONE
【Favorite Asian Male Group】INI
【Inspiring Achievement】東方神起(TVXQ!)
【Galaxy Neo Flip Artist】TREASURE
【Favorite International Artist】YOSHIKI
【Favorite Asian Female Group】Kep1er
【Worldwide Fans’Choice】TOMORROW X TOGETHER、 BTS、ZEROBASEONE、ENHYPEN、イム・ヨンウン、ATEEZ、NCT DREAM、Stray Kids、SEVENTEEN、TWICE
【SAMSUNG Galaxy Worldwide Icon of the Year】BTS
【Bibigo Culture & Style Award】SEVENTEEN
【Best New Male Artist】ZEROBASEONE
【Best New Female Artist】tripleS
【Best Dance Performance Male Group】SEVENTEEN「Super」
【Best Dance Performance Female Solo】JISOO「FLOWER」
【Favorite Dance Performance Male Group】TREASURE
【Favorite Global Performer Female Group】(G)I-DLE
【Best Vocal Performance Group】AKMU「Love Lee」
【Best Male Group】SEVENTEEN
【Best Vocal Performance Solo】パク・ジェジョン「Let's Say Goodbye」
【Favorite Global Performer Male Group】ATEEZ
【Best Female Artist】JISOO
【Best Collaboration】JUNG KOOK(BTS)「Seven(feat.Latto)-Clean Ver.)
【Best Dance Performance Female Group】NewJeans
【Best Rap & Hip Hop performance】Agust D「People Pt.2(feat.IU)」
【Best OST】BTS「The Planet(BASTIONS OST)」
【BEST Music Video】JISOO「FLOWER」
【SAMSUNG Galaxy Song of the year】NewJeans「Ditto」
【Favorite Dance Performance Female Group】LE SSERAFIM
【Best Male Artist】JIMIN(BTS)
【SAMSUNG Galaxy Artist of the Year】NewJeans
【SAMSUNG Galaxy Album of the Year】SEVENTEEN「FML」

◆MAMA AWARDS公式X(旧Twitter):https://twitter.com/MnetMAMA
◆MAMA AWARDS公式インスタグラム:https://www.instagram.com/mnet_mama
◆MAMA特設サイト: https://mnetjp.com/mama/2023/



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