尹大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
尹大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
◇植民地支配解放記念日の恩赦対象 きょう決定 政府は14日の閣議で、15日の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)に合わせた特別赦免(恩赦)・復権の対象者を決定する。15日午前0時に発効し、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権では3回目となる今回の特別赦免の対象には、財界から要請が相次いでいた企業トップらが多数含まれる見通しだ。富栄グループ創業者の李重根(イ・ジュングン)氏、錦湖石油化学グループの朴賛久(パク・チャング)名誉会長、泰光グループの李豪鎮(イ・ホジン)元会長などが対象になるとみられる。◇中銀が政府に10兆円超融資 13年ぶり高水準  景気低迷と不動産取引の不振により税収が予想を下回り、政府が今年に入り韓国銀行(中央銀行)から100兆ウォン(約10兆8000億円)を超える融資を受けたことが確認された。韓国銀行が国会企画財政委員会に所属する最大野党「共に民主党」の梁敬淑(ヤン・ギョンスク)議員に提出した資料によると、今年1月から7月末までに政府が一時的な融資を受けた金額は計100兆8000億ウォンで、統計が電算化された2010年以来13年ぶりの高水準だった。◇金正恩氏が軍需工場視察 ミサイル生産能力の向上指示 北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が11~12日に戦術ミサイル、戦術ミサイル発射台付き車両、戦闘装甲車、大口径操縦放射砲(多連装ロケット砲)の各生産工場を視察したと報じた。同氏は「戦争準備の質的水準は軍需産業の発展にかかっている」と述べ、ミサイルなどの生産能力を引き上げるよう呼び掛けた。3~5日にも軍需工場を視察したばかりだった。こうした一連の活動は、韓米が今月下旬に実施する合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS)」を前に、緊張感を高めつつ挑発の口実にすることが狙いではないかと指摘される。◇上半期の観光収支46億ドル赤字 中国人団体旅行再開で改善なるか 韓国観光公社は、今年上半期の観光収支は46億5000万ドル(約6750億円)の赤字だったと発表した。赤字幅は、上半期としては18年(70億6000万ドル)以来5年ぶりの高水準。観光収支は01年から昨年まで22年連続で赤字を記録しており、今年も赤字が続く見通しだ。このほど中国が自国民に韓国への団体旅行を認めたことで中国人観光客が戻り、観光収支が改善されるか注目される。◇故障から復帰したブルージェイズ柳賢振 444日ぶり勝利 左ひじの故障から復帰した米大リーグ・ブルージェイズの韓国人左腕、柳賢振(リュ・ヒョンジン)が14日(日本時間)、本拠地のロジャーズ・センターで行われたカブス戦に先発し、5回を2失点(自責0)に抑え、今季初勝利を挙げた。昨年5月27日以来、444日ぶりの勝利となる。昨年6月に左ひじの手術を受けた柳はリハビリを進め、今月2日にオリオールズ戦に今季初先発したが5回4失点で降板。8日のガーディアンズ戦では4回をノーヒットに抑えたが、打球が右ひざに当たり降板していた。
Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40