毒劇物と見られる小包 蔚山に続き済州でも = 韓国(画像提供:wowkorea)
毒劇物と見られる小包 蔚山に続き済州でも = 韓国(画像提供:wowkorea)
ウルサン(蔚山)地域のある障害者福祉施設に毒物が疑われる小包が配送された中、チェジュ(済州)でも同様の小包が配達されたという通報があった。

チョンウ の最新ニュースまとめ

 21日、済州警察庁などによると、20日 午後8時50分ごろ、済州市に居住するA氏から「数日前に蔚山福祉施設に届いた小包と似たようなものを受け取った」と通報があった。

 蔚山のものと同様に台湾から発送された黄色い小包だった。

 A氏は、11日の午前8時50分頃、1階の郵便受けに届いている小包を発見し、小包を開けてみると注文した覚えのない化粧品が入っており、ゴミ箱に捨てたと話した。

 しかし、マスコミの報道で、蔚山地域の障害者福祉施設で小包を開封した後、職員3人がめまいと呼吸困難を訴えたとことを知り、その小包をゴミ箱から取り出して警察に通報した。

 現在、済州道保健環境研究院で、この小包の精密分析作業が行われている。

 一方、済州道では昨年も台湾から正体不明の郵便物が配達され、道民が不安を覚えた経緯がある。

 昨年10月、ソンサンウプ(城山邑)コソンニ(高城里)で危険物と見られる郵便物が届いたという通報があり、放射能及び生化学物質検査を行った結果、ペスト菌陽性反応があった。

 また、それ以前の9月28日にはチョチョンウプ(朝天邑)で「米国から発送された炭疽菌と見られる白い粉が入った小包を受け取った」という市民からの通報があり、化学物質検査を行った結果、郵便物に貼り付けられていたシールから強力な麻薬成分であるLSDが検出された。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 75