映画「悪魔たち」チャン・ドンユン…ハ・ジョンウ、チェ・ミンシクの韓国サイコパス系譜継承(画像提供:wowkorea)
映画「悪魔たち」チャン・ドンユン…ハ・ジョンウ、チェ・ミンシクの韓国サイコパス系譜継承(画像提供:wowkorea)
去る5日に公開された映画「悪魔たち」で、希代のサイコパス殺人鬼役のチャン・ドンユンの演技が光った。ボディチェンジ素材とスリラージャンルが画期的に合体した映画「悪魔たち」のチャン・ドンユンが、ハ・ジョンウやチェ・ミンシクら韓国映画サイコパスの系譜をつないでいる。

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2008年公開当時に話題を集めた映画「チェイサー」で、女性と老弱者だけを狙う連続殺人鬼チ・ヨンミンを演じたハ・ジョンウは、善良なまなざしと純真な笑顔の裏に鳥肌が立つような狂気と暴力性を持ったキャラクターを完成させた。続いて2010年に公開された「悪魔を見た」ではチェ・ミンシクが、人を残酷に殺した後で死体を食べる猟奇的な殺人鬼チャン・ギョンチョルを演じ、自分の行動に罪悪感を感じることが出来ないサイコパスを披露した。その後、2012年に公開された映画「隣人-The Neighbors」でキム・ソンギュンが演じたリュ・スンヒョクは、か弱さと暴力性が共存する連続殺人鬼として平凡な隣人の姿で現れて背筋を凍らせた。

このように韓国映画でさまざまな姿で描かれたサイコパスの系譜を「悪魔たち」のチャン・ドンユンが引き継いでいる。彼が演じたジンヒョクは、何の理由もなく人を殺して、その過程を映像として残す希代の連続殺人鬼で、人を殺すことに何の動機も目的もない。「悪役にも哀れに思えるような設定があるが、ジンヒョクにはそういうのがない。ただ殺人を楽しみ、それに快感を感じるサイコパス」とジンヒョクを紹介したチャン・ドンユンは、「表現の強弱を調節しながらジンヒョクの狂気に満ちた姿をうまく引き出そうとした」と話した。また、”良い人イメージ”を完全に脱いで新たなキャラクターになるために、ヘア、メイクアップ、衣装まで180度変えたという。「悪魔たち」を通じて初の悪役に挑戦したチャン・ドンユンが、映画でどんな顔を見せるのかに期待が高まる。

チャン・ドンユンの歴代級サイコパス演技を見ることが出来る「悪魔たち」は、韓国の映画館で上映中だ。
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