姜仙祐、共に民主党報道官(画像提供:wowkorea)
姜仙祐、共に民主党報道官(画像提供:wowkorea)
共に民主党(野党)は15日、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が大統領室儀典秘書官にキム・スンヒ(金承禧)先任行政官(儀典秘書官職務代理)を正式に任命したことについて「おかしな人事波紋の末はキム・ゴンヒ(金建希)夫人最側近の昇進だった」と批判した。

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カン・ソヌ(姜仙祐)報道官はこの日、国会ブリーフィングで「大統領の国内外の日程と動線を担当する儀典秘書官の席に大統領夫人の側近を起用した事例は初めてだろう」とこのように述べた。

姜報道官は「金承禧儀典秘書官は金建希夫人と大学院の同期でいわゆる『金建希ライン』に分類される人物である。さらに、(金承禧儀典秘書官は)キム・テヒョ(金泰孝)国家安保室第1次長と共にキム・ソンハン(金聖翰)元安保室長、イ・ムンヒ(李文熙)元外交秘書官、キム・イルボム(金一範)元儀典秘書官更迭疑惑の中心にいた張本人だ」と指摘した。

続いて「国民世論は無視したまま、ひたすら最側近だけを気遣えばいいという大統領室の偏狭な人事観には驚愕(きょうがく)を禁じ得ない。大統領室は相次ぐ外交惨事の責任を問い、金泰孝第1次長と金承禧儀典秘書官をただちに問責せよ」と主張した。

姜報道官は大統領室が前日、米国情報機関の国家安保室盗聴・傍受疑惑に関し「政界がこのように政争に明け暮れ、メディアでこれほど詳しく扱う国はないようだ」と明らかにしたことも非難した。

姜報道官は「前回の日韓首脳会談後も国内メディアだけを牛耳っていた大統領室は、今回も国内メディアだけを責める。大統領室は、内部だけで力自慢をするのか。外信には一言も言えず、国内メディアは甘く見ているのか」と言い放った。

また「大統領室の無礼な外交、右往左往する釈明を批判し、対策を要求するのは野党の役目だ。真実を究明し、主権侵害に堂々と抗議しろという国民の声を政争と貶めるな」と述べた。

姜報道官は国政支持率が約5か月ぶりに再び20%台に下落したとの世論調査結果について、大統領室が「世論調査が誤差範囲を超えて違うとどんな世論調査を信じるべきか、非常に疑問を感じる場合が多い」と述べたことも問題視した。

姜報道官は「疑問を持たなければならない対象は尹大統領の国政運営能力だ。世論調査結果をもとに原因を分析し、対策を立てて反省しなければならず、なぜ世論調査と争おうとするのか」と批判した。

さらに「世論調査に疑問が生じれば尹錫悦政府の得意技である家宅捜索で対応せよと推薦する」と皮肉った。
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