チョン・グァンフン牧師「韓国の政治家は私の統制を受けろ」…キム・ギヒョン国民の力代表「わが党の党員ではない」＝韓国

サラン第一教会のチョン・グァンフン牧師は10日「宗教家の監視がなければ政治家の自己統制は不可能だ。（政治家たちは）私の統制を受けろ」と述べた。

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チョン牧師はこの日の午前、ソウル市ソンブク（城北）区のサラン第一教会で記者会見を開き、ファン・ギョアン（黄教安）元未来統合党（国民の力の前身）代表やホン・ジュンピョ（洪準杓）テグ（大邱）市長などを批判し、このように述べた。

国民の力（与党）に対しては「キム・ジェウォン（金在原）最高委員がちょっと失言したとしよう。それなら、同じ党の人だったら庇（かば）わなければならない。これで200議席になるだろうか。わが韓国教会の目標は、次の総選挙で（国民の力）200議席をサポートすることだ」と述べた。

これに先立ち、金最高委員は3・8全党大会の直後、チョン牧師が主管する礼拝に出席し「5・18精神を憲法に収録できない」という趣旨の発言をしたのに続き、米国アトランタで開かれた保守団体行事では「チョン・グァンフン牧師が右派天下統一」発言をした。

国民の力の何人かはチョン牧師に対し、‘縁切り’要求をしている。

キム・ヨンテ（金龍泰）元最高委員はフェイスブックで「いったい、チョン牧師は執権与党にいくらの債権があって、あのように傲慢（ごうまん）に騒ぐのか。党指導部はチョン牧師に対する考えを明確にしてほしい。チョン牧師に関して党指導部の意見がはっきりしないので、党員と国民は内心混乱する」と述べた。

洪準杓大邱市長もCBSラジオの番組で「そのような人（チョン牧師）と絶縁しろ。だから絶縁するという話ができない中、それを言うとどんな悪口が戻ってくるか怖い」と明らかにした。

党指導部は言葉を慎みながら‘距離確保’をする雰囲気だ。

キム・ギヒョン代表は午後、国会で記者団に対し「（チョン牧師について）後で必要な時に話す。その人はわが党員でもない」と述べた。

ユン・ジェオク（尹在玉）院内代表も「言及しない」とだけ述べた。

イ・チョルギュ事務総長は「あの方（チョン牧師）とわが党は何の関係もない。あの方は他の党代表なのに、あの方の発言を持ってわが党にしきりにつながっている。われわれが評価する部分ではない」と述べた。