尹大統領「対外関係の葛藤をあおり国内政治に利用」…「国民に対する礼儀ではない」

韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）大統領は5日「対外関係において政府や政界が葛藤をあおり国内政治に利用するのは、国民に対する礼儀ではない」と語った。

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尹大統領はこの日の午後、チョンワデ（青瓦台）の迎賓館で主宰した “第2回国政課題点検会議”で、専門家パネルとして出席したアサン（峨山）政策研究院のチェ・ウンミ（崔恩美）政策研究委員の「未来世代のためどのような日韓関係を譲り渡すのか、検討が必要だ」という発言に対し先のように語ったと、大統領室の報道官が会見を通じて伝えた。

尹大統領はつづけて「『（国政と外交を）国民と国益を最優先する』という同一の哲学と原則をもって進んでいる」と説明した。

この日の会議は、外交・統一・国防・報勲という4つのテーマで行なわれた。また会議には、国民傍聴席97人と専門家パネル5人が出席した。

尹大統領は冒頭発言で「普遍的価値を共有する国家間の連帯と協力は、国際社会におけるわれわれの生存と国益だけでなく、憲法の価値である自由民主主義・市場経済体制と直結した問題だ」と語った。