韓国、パリの現代美術館ポンピドゥセンターを誘致…2025年63ビルに開館(画像提供:wowkorea)
韓国、パリの現代美術館ポンピドゥセンターを誘致…2025年63ビルに開館(画像提供:wowkorea)
フランス・パリの世界的な現代美術館「ポンピドゥセンター」が韓国ソウルにもできる。ポンピドゥセンターの海外館はスペイン・マラガ、中国・上海に続き韓国にオープンすることになった。

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 ハンファグループはハンファ文化財団とフランスポンピドゥセンターが19日「ポンピドゥセンターハンファソウル」(仮称)設立運営に合意する了解覚書を締結したと20日明らかにした。前日、フランス・パリで開かれた協約式にはハンファ文化財団のシン・ヒョヌ理事長とポンピドゥセンターのローラン・ルボンセンター長などが参加した。

 今回の協約によりハンファは2025年63ビルに美術館を開館し、その後4年間、韓国でのポンピドゥセンター運営権を保障される。ハンファはポンピドゥセンター所蔵品のうち、代表作家の傑作を含む企画展示2回を開催する。ポンピドゥーセンターには毎年ブランドロイヤルティ、作品レンタル料、コンサルティング支援費などを支払う予定だ。

 ハンファはポンピドゥセンターの所蔵品展示の他にも、ポンピドゥセンターが持つイメージに合致する自主企画展示も年間2回開催する方針だ。子供たちの芸術体験教育の場となる子供美術館なども運営する計画だ。

 早ければ今年、美術館の建設に入り、2025年上半期中に開館するのが目標だ。美術館の設計作業にはルーブル博物館、大英博物館内部設計と仁川国際空港設計でよく知られる世界的な建築家ジャン・ミシェル・ビルモットが直接参加する。

 フランス・パリのポンピドゥセンターは美術館の他にも公演場、劇場、図書館、書店、カフェなどがある複合文化施設として有名だ。美術館はルーブル、オルセーと共にフランスを代表する3大美術館であり、欧州で最大規模の国立現代美術館として挙げられる。ポンピドゥセンターは1905年以降現在まで美術史的に重要な所蔵品12万点余りを保有している。主要所蔵品としてはシャガール、マティス、カンディンスキー、ピカソなど現代美術コレクションとフランシス・ベーコン、ロバート・ラウセンバーグ、アンディ・ウォーホルなど巨匠の作品がある。
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