シン・ヘソン被告(資料写真)=(聯合ニュース)
シン・ヘソン被告(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル東部地検は15日、警察のアルコール検査を拒否したなどとして、男性グループSHINHWA(神話)のシン・ヘソン容疑者(43)を道路交通法上の飲酒測定拒否と自動車不法使用の罪で在宅起訴したと発表した。 シン被告は昨年10月10日午後にソウル市江南区の飲食店で酒を飲み、翌日未明に他人の車を運転して帰宅する途中、同市松坡区の橋の上で車を止めて寝入った。通報を受けて出動した警察に起こされ、アルコール検査を拒否したことから現行犯逮捕された。 乗っていた車は盗難届が出ていたため、警察は窃盗に当たるかどうかを捜査した上で、シン被告に車を盗む意図はなかったと判断し、窃盗ではなく、持ち主の同意なしに車を一時的に使用した場合に成立する自動車不法使用の容疑で書類送検した。シン被告は京畿道城南市から松坡区までの約10キロを泥酔状態で運転したことが捜査で明らかになった。 シン被告が他人の車を運転した経緯について所属事務所は、利用した飲食店は駐車係の勤務時間が終わると車のキーをそれぞれの車の中に置くことにしており、泥酔状態で店を出たシン被告が手前に止まっていた車に乗り込んでしまったと代理人を通じて説明した。かばんの中に自分の車のスマートキーが入っていたため、ドアが開いた他人の車を自分の車と勘違いしたと釈明した。 シン被告は2007年4月にも飲酒後に運転して摘発されたことがある。血中アルコール濃度は免許停止に相当する数値だった。
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