ソウルの総合展示場・COEXで開かれた経済界の新年会であいさつする尹大統領=2日、ソウル(聯合ニュース)
ソウルの総合展示場・COEXで開かれた経済界の新年会であいさつする尹大統領=2日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は2日、大韓商工会議所と中小企業中央会が共催する経済界の新年あいさつ会に出席し、「古い制度と規制を打破し、税制と金融で投資支援を強化する」として、「労使の法治主義確立を皮切りに、労働改革も確実に推進する」と述べた。 経済界の新年会に大統領が参加したのは2016年以来7年ぶりで、企業経済の活性化に注力するとの意思を示したものとみられる。 新年会には大韓商工会議所会頭を務めるSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長、サムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長、ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)会長ら計約500人が参加した。 尹大統領はあいさつで、「今年も世界経済の鈍化で韓国の経済状況が厳しくなるだろうが、政府と企業が力を合わせればこの危機を成長の機会にすることができる」とし、「政府と企業が一丸とならなければならない」と強調した。 また、民間主導の市場を中心とした基調とこれを後押しする政府の役割を強調し、「すべての外交の中心に経済を置いて輸出と海外進出を一つ一つ私が直接点検し準備する」と約束して拍手を受けた。 新年会は大韓商工会議所が1962年からほぼ毎年開いてきた会で、今年初めて中小企業中央会との共催で開かれた。
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