韓国警察「『梨泰院惨事』に関し、悪質コメントには拘束捜査」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国警察「『梨泰院惨事』に関し、悪質コメントには拘束捜査」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国警察が‘イテウォン(梨泰院)惨事’の犠牲者と遺族にオンラインで悪質コメントなどの2次加害をする場合、拘束捜査を原則として厳正に対応することにした。

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警察庁国家捜査本部は梨泰院惨事に関し、悪意的・組織的虚偽事実流布者と悪性誹謗(ひぼう)文掲示者を拘束捜査すると28日、明らかにした。

オンラインで虚偽事実を流布したり、悪意的な誹謗文を掲示する場合、情報通信網法などによって7年以下の懲役や5000万ウォン(約527万円)以下の罰金に処される。

また、国家捜査本部は放送通信審議委員会などに2次加害掲示物を削除・遮断してほしいと速やかに要請し、被害拡散を防止するとも約束した。

警察庁国家捜査本部関係者は「悪質コメントは遺族にさらに大きな傷を残す犯罪であるため、二度とそのような犯罪が起きないようにする」と述べた。

これは最近、オンラインで梨泰院惨事の犠牲者と遺族を侮辱する行為によって被害が深刻だとの指摘によるものだ。最近では、キョンサンナムド(慶尚南道)チャンウォン(昌原)市のキム・ミナ議員(国民の力、与党)が、自身のSNSに梨泰院惨事の犠牲者たちを誹謗するコメントを繰り返し載せ、物議を醸した。

これに対し、共に民主党(野党)梨泰院惨事対策本部はこの日の午前10時、警察庁を訪れ「一部の保守性向の市民団体とYouTuberが惨事の犠牲者遺族に対して2次加害をしている」として対策作りを促した。

警察は惨事直後から2次加害には積極的に対応していると付け加えた。警察は惨事の後、悪意的な誹謗や個人情報流出などの違法行為36件を捜査し、8件(8人)を検察に送致した。掲示物564件は放送通信審議委員会に削除・遮断の要請をしている。

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