乳幼児数の減少にもかかわらず「ソウル型モア保育園」の園児が増加=韓国(画像提供:wowkorea)
乳幼児数の減少にもかかわらず「ソウル型モア保育園」の園児が増加=韓国(画像提供:wowkorea)
オ・セフン(呉世勲)ソウル市長の代表的な保育公約である「ソウル型モア保育園」の施行後、さまざまな保育プログラムの試みと保育園間の資源共有などが実施されている。

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23日ソウル市は「ソウル型モア保育園」の導入1周年を迎え、運営成果の分析結果を発表した。

ウンピョン(恩平)区の「ウリヌリ共同体」では夫婦の日(5月21日)に父母が自由時間を持てるように子どもを午後8時まで預かるイベントを実施し好評を得た。9月には2回目のイベントを開く計画だ。

ソウルの保育園に通う子どものうち「ソウル型モア保育園」(160か所)に通う子どもの割合は2021年7月基準の3.6%から2022年7月には3.9%に上昇した。

市は「ソウル型モア保育園」に対する人気が高まり、同期間に乳幼児の人口が32万71人から29万1707人に8.9%減少したにもかかわらず、「ソウル型モア保育園」に通う子どもの割合が増加したと分析した。

ソウル市のキム・ソンスン女性家族政策室長は、「今後もソウル型モア保育園を量的および質的にさらに拡大させ、『子育てしやすいソウル、父母が幸せなソウル』を作れるよう最善を尽くす」と話している。

一方、「ソウル型モア保育園」は近い距離にある3~5か所の国公立・民間・家庭保育園が園児の募集、教材・教具の活用、保育プログラム・現場学習の企画・運営などを1つの保育園のように共同で行う保育モデルだ。保育資源を効率的に使用し保育サービスの品質を高めることを目標に発足した。
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