ドイツのフランクフルトにある商業施設に設置された、ハンファQセルズの太陽光モジュール(画像提供:wowkorea)
ドイツのフランクフルトにある商業施設に設置された、ハンファQセルズの太陽光モジュール(画像提供:wowkorea)
ハンファソリューションの太陽光発電部門である「ハンファQセルズ」の欧州法人は21日、ドイツのエネルギー取引プラットフォーム企業「リンクテック(Lynqtech)」の持分約66%を買収する契約を締結したと発表した。

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ハンファQセルズは14日に締結したこの契約により、太陽電池セルやモジュールを生産する製造業の領域を超え、ソフトウェアやITを基盤としたトータルエネルギーソリューション企業へと成長を遂げることとなった。

リンクテックはドイツで電力やガスなどを提供する公企業「エナーシティ」が2017年7月に設立した子会社だ。ドイツの電力取引市場に特化したエネルギープラットフォームを開発、運用している。

ハンファQセルズは今回の買収で国別の特性に合わせたプラットフォームを開発し、電力販売事業を高度化する予定だ。とくに居住用や商業用の建物に再生可能エネルギーによる発電施設を設置、運用することで、分散型エネルギー事業においてもスマートプラットフォームを活用して競争力を高める。

ハンファQセルズはリンクテック、および2020年に買収した米国のエネルギー管理システム企業「Geli」との相乗効果を通じて、太陽光や風力などの小規模発電をつなぐ分散型発電システムによる電力販売事業を拡大する計画だ。


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