韓国ソウル市、多文化統合保育園大幅拡大「良質な保育提供」(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市、多文化統合保育園大幅拡大「良質な保育提供」(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市は、6月から多文化統合保育園34か所を新規指定し、今年計120か所を支援する予定だと9日、明らかにした。

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今回の事業はソウル市長のオ・セフン氏が、昨年12月に提示した「保育中長期マスタープラン」の一環だ。市は、社会・経済的弱者である多文化家庭児童を対象に、良質の保育を提供するため、多文化児童保育実績の高い保育園を、多文化統合保育園に優先指定した。これらの保育園を対象に、運営費と機資材費を支援する。

多文化統合保育園では、多文化家庭の児童と一般児童が互いの文化を理解し、健康な社会構成員になるように多様なプログラムを運営している。

例えば、多文化統合保育園では、多文化児童と一般児童が共に多文化料理・伝統衣装・伝統遊び体験など、多様な体験活動を行う。一部の保育園では、多文化保育教師を対象に外国語講座を開設したり、家庭通信文を外国語で作成し配布するなど、多文化家庭とのコミュニケーションに積極的に乗り出している。

市は今年から、多文化統合保育園と25の自治区家族センターの多文化家庭支援事業を積極的に連携し、運営する予定だ。これまで保育園との言語コミュニケーションが難しかった多文化家庭の大きな助けになると期待する。

ソウル市のキム・ソンスン女性家族政策室長は「多文化家庭の児童が、社会の健康な構成員に育つことができるよう、今年から家族センターと多文化統合保育園の連携をさらに強化して推進する計画」と述べた。

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