外交部(資料写真)=(聯合ニュース)
外交部(資料写真)=(聯合ニュース)
◇岸田首相の靖国供物奉納に「深い失望と遺憾」 外交部は21日、日本の岸田文雄首相が靖国神社の春季例大祭に合わせて供物を奉納したことについて、「過去の侵略戦争を美化し、戦犯を合祀(ごうし)する靖国神社に日本の責任ある指導者らが再び供物を奉納したり、参拝を繰り返したりしたことに深い失望と遺憾の意を表す」とする報道官論評を出した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期政権の外交部長官に指名された朴振(パク・ジン)も岸田首相の供物奉納に関連し、「日本は過去の歴史を直視し、謙虚な反省、姿勢を見せなければならない」と述べた。◇バイデン米大統領の初訪韓 5月20~22日が有力 バイデン米大統領が5月20~22日に韓国を初訪問する方向で両国が調整している。韓国外交消息筋が明らかにした。バイデン氏の訪韓は日本で5月24日ごろに開催される米国と日本、オーストラリア、インドによる4カ国枠組み「クアッド」首脳会合への出席前に行われる可能性が高い。20日に韓国入りし、尹氏と21日に首脳会談を行う可能性が高い。消息筋は「米国は韓国との同盟関係を新しく強化する考えで今回の訪韓を推進している」と述べた。◇米特別代表 尹氏の外交ブレーン・統一相候補と面会 来韓中の米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表は、尹錫悦次期政権への移行を準備する政権引き継ぎ委員会の金聖翰(キム・ソンハン)外交安保分科幹事、権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官候補とそれぞれ面会した。金氏は次期政権の安全保障政策をまとめている尹氏の外交・安保ブレーン。大統領選では尹氏陣営の外交・安保分野を率い、大統領室の国家安保室長の有力候補とされる。金氏とキム氏は北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射に続き、核実験など追加の軍事挑発を行う可能性があることを踏まえ、北朝鮮への対応を巡って意見交換したとみられる。◇次期政権 大統領室「5首席・1企画官」体制が有力 尹次期大統領が、新政権の大統領室について5首席秘書官(経済、社会、政務、広報、市民社会)・1企画官(人事)体制を検討していることが分かった。首席秘書官らの人選は、早ければ24日に発表される見通しだ。尹氏は大統領選の際、帝王的大統領制からの脱却を図るとして大統領府の首席秘書官廃止を公約に掲げていたが、民情、雇用首席秘書官のみを廃止し、残りは存続する方針とされる。◇屋外マスク義務解除なら処罰もなし 屋内は着用継続 中央防疫対策本部のキム・ユミ日常防疫管理チーム長は「(新型コロナウイルス対策の)屋外でのマスク着用義務の解除は、屋外で(人同士の)間隔に対する基準がなくなることを意味する」と述べ、解除されれば人との距離が2メートル未満の場合にマスクを外しても過料は科されないと説明した。政府は屋外でのマスク着用義務を解除するかどうかについて、私的な集まりの人数制限と飲食店などの営業時間の制限を解除した18日以降の2週間の状況を踏まえて決定する方針で、キム氏は「来週末ごろ検討する」とした。屋内でのマスクに関しては「相当期間、着用義務を維持する方針だ」とあらためて強調した。◇肥満患者が4年で2倍以上に 栄養失調も急増 健康保険審査評価院が発表した統計の分析結果によると、昨年の肥満患者は3万170人で、2017年の1万4966人から2倍以上に増えた。このうち男性は9676人で17年(2832人)の3.4倍に増え、女性は2万494人と17年(1万2134人)の1.7倍に増加した。肥満患者の増加の要因としては、新型コロナウイルスの感染拡大による食習慣と運動習慣の変化が挙げられる。肥満患者が急増する一方、栄養失調の患者も大幅に増えている。栄養失調の患者は17年の14万9791人から昨年は33万5441人と2.2倍に増えた。
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