俳優チョ・ジェヒョン 小劇場活性化イベントを企画

映画『悪い男』やドラマ『ピアノ』などの主演で知られる俳優チョ・ジェヒョンが、映画監督や人気俳優らが多数参加する演劇イベント『演劇熱戦』を企画している。

韓国映画「トンマッコルへようこそ」のキャスト、公開日、あらすじ

小劇場の演劇活性化を目指し東崇アートセンターと共同で企画したもので、12月から来年の1年間、ソウル・大学路の東崇アートセンター、サダリアートセンター小劇場などで13作品を上演する。『ガン＆トークス』でメガホンを取り、『トンマッコルへようこそ』の脚本・制作を手がけたチャン・ジン監督の演出による『不慣れな人々』でスタートし、『ユア・マイ・サンシャイン』『あいつの声』のパク・ジンピョ監督、『光州5・18』のキム・ジフン監督も来年このイベントを通じ演劇演出家としてデビューする。

出演陣では、イ・スンジェ、ナ・ムニ、ムン・ソングンら中堅俳優が積極的に出演意思を示しているほか、現在公益勤務要員として服務しているコ・スも、来年5月の除隊と同時に舞台に立つ。ユ・ジテ、ソン・ヒョンジュ、キム・ガンウらも出演する予定だ。また、最近助演として精力的に活動しているパク・チョルミン、イ・ハンウィ、オム・ヒョソプ、チャン・ヨンナム、コ・スヒ、演劇界を代表する演技派カン・シンイル、アン・ソクファン、チェ・イルファらの名前も挙がっている。このほか、スケジュールなど調整がつけば参加したいと名乗り出ている俳優・女優も多い。

韓国演劇界はミュージカルの観客動員数が毎年10%ずつ増えているのに対し、小劇場では足踏み状態が続いている。チョ・ジェヒョンは先ごろ小劇場で『キョンスク、キョンスクの父』を上演し好評を受け、小劇場演劇も十分活性化できると手応えを感じたという。後輩に純粋に芝居ができる道を開き、監督らが新たなジャンルに挑戦できる場を提供したいと話している。

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.