防疫当局「ブレイクスルー感染率0.03%、30代の発生率が最も高い」=韓国(画像提供:wowkorea)
防疫当局「ブレイクスルー感染率0.03%、30代の発生率が最も高い」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の防疫当局が、国内接種完了者のうち突破感染(ブレイクスルー感染)推定事例の割合は0.03%と明らかにした。

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中央防疫対策本部のイ・サンウォン疫学調査分析団長は17日の定例ブリーフィングで、「新型コロナウイルスワクチン接種が始まった今年2月26日から8月12日までの感染者は計12万9683人」とし「このうちワクチン未接種者は91.1%、不完全接種者は7.3%、完全接種者は1.6%と集計された」と明らかにした。

イ団長は「8月12日基準で、国内接種完了者708万356人のうちブレイクスルー感染推定事例は0.03%に相当する2111人」と説明した。

続いて「30代の発生率が最も高かった」とし「年齢が上がるにつれてワクチン接種率が増加し、ブレイクスルー感染発生率は減少した」と分析した。

ワクチン種類別のブレイクスルー感染発生率は、ヤンセンワクチン0.082%、アストラゼネカ0.046%、ファイザー0.015%、交差接種0.008%と集計された。

イ団長は「変異ウイルス分析が完了したブレイクスルー感染推定事例555人のうち、70.2%である390人から主要変異が確認された」と説明した。

続いて「予防接種率の増加に伴い、ブレイクスルー感染者の発生は継続的に増加する可能性がある」とし「しかし、現在までブレイクスルー感染率は低い水準を維持している。予防接種後に感染が確認されても、重症または死亡する確率は、未接種者と比べて非常に低い」と言及した。

一方、ここ1週間の変異ウイルス分析率は27.5%だった。分析率は期間内の変異ウイルス分析件数を期間内感染者数で割った数値である。

イ団長は「最近1週間の国内感染事例の主要変異ウイルス検出率は86.9%であり、前週比11.3%増加した」とし「デルタ型変異検出率は85.3%で、前週比12.2%増加した」と説明した。

追加で確認された変異ウイルスは計3014件で、昨年12月以降、現在までに確認された変異ウイルスは、計1万3780件となった。イ団長は「このうち202件は海外流入事例であり、2812件は国内感染事例」と説明した。

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