済州島南部の西帰浦港に避難している漁船=10日、西帰浦(聯合ニュース)
済州島南部の西帰浦港に避難している漁船=10日、西帰浦(聯合ニュース)
◇台風5号が接近 済州に注意報発令 韓国南部・済州島が10日午前、北上中の台風5号の強風域に入った。済州地方気象庁は同日午前2時、済州島南方沖に発令していた台風注意報を済州島沖に拡大するとともに、陸上にも台風予備特報を発令した。気象庁によると、昼にかけて1時間当たり20~30ミリの強い雨とともに最大瞬間風速20~30メートルの強風が予想される。台風の影響により、午前に済州国際空港で航空機の運航に支障が出るとみられる。済州島と他の地方を結ぶ旅客船の多くも欠航する予定だ。◇今年は最も遅い梅雨明けに 最長記録も更新へ 2020年は1987年と並び、梅雨明けが最も遅い年になった。気象庁によると、これまで梅雨明けが最も遅かったのは87年8月10日だった。今年の梅雨は、中部地方では6月24日に始まって今月10日まで続き、33年前の87年と並んで「1位タイ」となった。今年の梅雨は8月中旬ごろまで続く見通しで、11日には単独1位となる。中部地方で梅雨の期間が最も長かったのは2013年の49日間。今年の中部地方の梅雨は6月24日から47日続いており、観測史上初めて梅雨の期間が50日を超える可能性が高い。◇日本製品不買運動から1年 ビール・車などの輸入減続く 昨年7月、日本の対韓輸出規制措置により、韓国で日本製品の不買運動が起きてから約1年となる中、ビールや乗用車など日本製消費財の輸入額の大幅減が続いていることが明らかになった。日本製消費財の中でもビールとたばこ、乗用車の減少幅が目立った。ビールの輸入額は68万5000ドルとなり、前年比で84.2%減。5月は87.0%減、6月は96.4%減と大幅な減少が続いている。韓国は2018年まで日本のビール業界の最大の海外市場だったが、昨年7月の不買運動後は日本製ビールの販売量が激減している。日本製たばこの7月の輸入額は6000ドルとなり、前年に比べ89.0%落ち込んだ。5月は96.2%減、6月は88.4%減だった。7月の日本製乗用車の輸入額は5235万2000ドルで前年比51.6%減となった。◇米女子ゴルフ 韓国系のダニエル・カンが2週連続優勝 米女子ゴルフのマラソン・クラシックは10日(日本時間)、オハイオ州シルバニアのハイランドメドーズGC(パー71)で最終ラウンドが行われ、韓国系米国人のダニエル・カンが3アンダーの68で回り、通算15アンダーの269で優勝した。リディア・コ(ニュージーランド)とジョディ・エワート(英国)を1打差で下したダニエル・カンは、1週間前に開かれたドライブオン選手権に続いて2週連続で優勝の喜びを味わった。
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