会見する鄭国家安保室長=(聯合ニュース)
会見する鄭国家安保室長=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】文在寅(ムン・ジェイン)大統領が5日に北朝鮮へ派遣する特使団の首席を務める鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は4日の会見で、「特使団は今回の北への訪問を通じ、北側と南北関係の発展や朝鮮半島の非核化、平和構想を協議する予定」と述べた。 また「板門店宣言の履行を通じ、南北関係を発展・進展させるための様々な方策について協議を進め、9月の首脳会談でさらに具体的な合意がなされるようにする」とし、「完全な非核化を通じて朝鮮半島の恒久的平和定着のための方策も協議する予定」と説明した。 鄭氏は「9月中に平壌で開催することで南北が合意した南北首脳会談の具体的な日程や議題などについても議論するだろう」と説明。文統領の親書を持参すると伝えた。 特使団は鄭氏を首席とし、情報機関・国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長、金相均(キム・サンギュン)国家情報院第2次長、千海成(チョン・ヘソン)統一部次官、尹建永(ユン・ゴンヨン)青瓦台国政状況室長の5人。5日午前、黄海側の空路で訪朝し、同日中に帰還する予定だ。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0