北朝鮮のショートトラック代表チョン・グァンボム、“OAR”選手らと一緒に練習

北朝鮮のショートトラック代表チームのチョン・グァンボム（17）がロシア出身のオリンピック選手（Olympic Athletes from Russia）らと一緒に練習をおこなった。

チェ・ウン の最新ニュースまとめ

　チョン・グァンボムは5日、江原・江陵アイスアリーナで開かれた2018平昌冬季オリンピック公式練習に参加した。チョン・グァンボムはこの日、ロシアの選手たちと一緒に練習をおこなった。

　去る2日、初練習で負傷したチェ・ウンソン（26）は3日目も姿を現さなかった。前日、ユン・チョル監督はチェ・ウンソンについて「好転している。本人の意思にかかっている。しっかり休んでいる」と述べた。

　練習は50分間行われ終了した。チョン・グァンボムは共同取材区域を過ぎ、速やかに競技場の外へ出て行った。取材陣からの質問には沈黙だった。

　アイスアリーナの関係者がチョン・グァンボムに「インタビューをしてほしい」と何度も話たが、反応しなかった。すると取材陣のうちの1人が「長く待ったので、少し話してください」と大きく叫んだりもした。チョン・グァンボムはしばらくためらっていたが、結局、口を開くことなく競技場を後にした。

　一方、北朝鮮のショートトラック代表チームはこの日、これ以上の練習日程は入っていない。