ロッテ創業者の長女シン・ヨンジャ氏の娘、「bnf通商の実質的な意思決定に参加」と陳述

80億ウォン台の横領・背任容疑などで拘束起訴されたロッテ奨学財団のシン・ヨンジャ（74）理事長の裁判に証人として出席した娘チャン・ソンユン（45）ロッテホテル常務がbnf通商の経営に実質的に参加したとし、仕事をせずに給与を受け取ったのではないというという趣旨で陳述した。

100% の最新ニュースまとめ

　bnf通商はシン理事長の息子チャン某氏が100%持株を持っている会社で、チャン氏の健康上の理由で、シン理事長が会社を実質的に運営していることがわかっている。

　ソウル中央地裁で4日に開かれたシン理事長に対する4回公判に証人として出席したチャン常務は「bnf通商の取締役として在職中、主な経営判断事案を直接検討した」と述べた。

　チャン常務は「bnf通商の登記取締役として会社の法的責任を持つポジションだった」とし「bnf通商はブランド営業をする会社であり、ブランド導入と運営・管理など実質的な意思決定に参加した」と強調した。

　またチャン常務は「給与の適切性はわからないが、仕事をしたのか、してなかったのかと問われれば、”していた”と思う」と述べた。