【ソウル聯合ニュース】趙亮鎬(チョ・ヤンホ)委員長が3日に電撃辞任したことにより空席となっていた平昌冬季五輪・パラリンピック(2018年開催)の組織委員会新委員長に元産業資源部長官の李熙範(イ・ヒボム)氏が内定した。組織委関係者が同日伝えた。 同関係者は「近日中に委員総会を開き、新委員長として正式に選出する予定」とした上で、状況によっては書面で行うことも検討していると説明した。  慶尚北道・安東出身の李氏はソウル大電子工学部出身。1972年に公務員試験に合格し官僚となった。産業資源部長官(2003年~06年)、韓国貿易協会会長(06年~09年)などを歴任。14年にLG商事代表取締役副会長(CEO)に就任した後、現在は同社の顧問を務めている。 組織委員会委員長は11年10月に選任された金振ソン(キム・ジンソン)氏、14年7月に選任された趙氏に続き3人目となる。 産業部長官や貿易協会会長など、経済分野を専門とする李氏が委員長に就任することにより、今後組織委はマーケティング分野が強化されるものとみられる。 yugiri@yna.co.kr
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