韓国プロサッカー連盟は「ことし5月、韓国ドーピング防止委員会(KADA)に依頼して実施したドーピングテストで、カン・スイル選手がドーピング検査分析結果、Aサンプルに対する陽性判定を受けた」と明らかにした。
韓国プロサッカー連盟は「ことし5月、韓国ドーピング防止委員会(KADA)に依頼して実施したドーピングテストで、カン・スイル選手がドーピング検査分析結果、Aサンプルに対する陽性判定を受けた」と明らかにした。
去る11日午後、サッカー界に衝撃的なニュースが伝えられた。韓国プロサッカー連盟は「ことし5月、韓国ドーピング防止委員会(KADA)に依頼して実施したドーピングテストで済州ユナイテッドFCのカン・スイル選手がドーピング検査分析結果、Aサンプルに対する陽性判定を受けた」と明らかにした。検査結果、検出されたメチルテストステロンはステロイドの一種で、常時禁止薬物に該当する。

カン・スイル の最新ニュースまとめ

 この結果はすぐに代表チームの関係者に伝えられ、生涯初のAマッチ出場という希望を持ってシュティーリケ号に合流し、マレーシアに滞在していたカン・スイルはすぐに帰国の途に就いた。そして12日午前、仁川国際空港を通じて帰国したカン・スイルは「サポーターの期待に応えることができず、本当に申し訳ない。ミスを犯してしまった自分が本当に情けない」と心境を述べた。

 済州ユナイテッドFCのチョ・ソンファン監督は15日、韓国メディアに「本当に無知から出た行動が、こんなに大きな事態を招いてしまった」と苦しさを吐露した。

 チョ・ソンファン監督は「スイルがドーピングテスト当時明かしたように、発毛剤を塗ったのは事実だ。しかし一部で疑われている他の薬物を投与したのは、事実ではない」と述べた後、「スイルは本当に自己管理がしっかりした選手だ。誰より誠実に運動していた。故意に薬を飲むような選手ではない。100%、いや120%確信する」と残念さを伝えた。

 続けて「スイルから電話をもらった。何も言えずだた泣いていた」とし「叱責することもできず慰労も大変だった」と苦しい気持ちを表した。また「スイルだけの過ちでもない。より正確に指示を出すことができなかったチームとわたしの過ちも大きい」とし、弟子のミスを一緒に背負った。

 チョ・ソンファン監督は「本当に、本人は知らなくて行動してしまった。スイルは普段ファッションにも関心が高い。プロ選手としてファンサービスも最善を尽くす選手なのに、意図しない事が発生した」とし「誰よりもサッカーに対する情熱のある選手だ。薬を通じてサッカーをもっと上手になりたがるほど、頭を働かす選手ではない」と強調。これ以上の誤解が広がらないことを願う、と訴えた。


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