左からヒョンシク(ZE:A) 、ソ・ガンジュン(5urprise)
左からヒョンシク(ZE:A) 、ソ・ガンジュン(5urprise)
視聴率40%を超え、昨年のKBS演技大賞各部門賞を文字通り総なめにした韓国の国民的ドラマ「家族なのにどうして?」。このドラマで一躍注目を浴びたのが、パク・ヒョンシク(ZE:A)とソ・ガンジュン(5urprise)だ。ヒロインのカン・ソウル(ナム・ジヒョン)を取り巻く、純真で素直な恋の三角関係を爽やかに演じている二人がドラマの中を飛び出して日本のファンの元へ駆けつけた。ドラマ「家族なのにどうして?」のプレミアムイベントは4月25日(土)東京・国際フォーラムにて開催された。

ヒョンシク(ZE:A) の最新ニュースまとめ

 パク・ヒョンシクは韓国の9人組アイドルグループ「ZE:A」のボーカルとしても人気で俳優としての活動も活発的に行っている。一方ソ・ガンジュンは‘国民的年下男’として注目され、デビューから2年にもかかわらず韓国、そして日本でも人気急上昇。二人とも長身細身、スタイルは違うものの非の打ちどころのないイケメンとして、演技も好評で昨年のメジャードラマ部門新人賞を獲得。

 中でも彗星のように現れて期待度をアップしているソ・ガンジュンは昨年末にドラマ「ずる賢いバツイチの恋」のプロモーションで来日、日本のファンを虜にした。そんな人気者の二人が登場するイベントとあり、会場には幅広い年齢層のファンが駆けつけ、お手製のボードやペンライトを手に二人の登場を待った。

 集まったファンからの「ダルボンヤ~!ウノヤ~!」という呼びかけでステージに登場したパク・ヒョンシクとソ・ガンジュン。黒のパンツに水玉模様のさわやかなトップスで爽快に現れたパク・ヒョンシク。ソ・ガンジュンも上下ともにジーンズでモデルのようなスタイルの良さで登場。イケメン二人の登場に会場から大歓声が上がり、登場だけでファンをうっとりとさせた。

 パク・ヒョンシクは「みなさん、こんにちは。ダルボン役を演じたパク・ヒョンシクです。このようなファンミーティングは僕にとって初めてだと思います。今日こんなにたくさんの方が来てくださって本当にありがとうございます。そしてガンジュンさんと一緒に出演できてとてもうれしいです。さきほどリハーサルの時、『もしも一人だったら緊張で震えちゃったかもしれないけど、こうやって一緒だからよかったね』という話をしていました」とあいさつをした。

 ソ・ガンジュンは「僕は緊張して震えています。とてもドキドキしています。でも今ヒョンシクさんが話したように僕一人だったらもっと緊張してしまっていたと思います。ヒョンシクさんが一緒なので僕の心は落ち着いています」とコメント。

 「僕のファンのみなさんはガンジュンさんが僕のことを『ヒョン(=お兄さん)』と呼んだことに慣れないと思います(笑)。こうやって歳月が経つと僕もお兄さんと呼ばれるようになるんだなと思いました」と、「ZE:A」ではドンジュンと共に末っ子キャラとしてメンバーにかわいがられているが今日はお兄さんとしての姿を見せるとばかりに男らしい姿を見せ、しっかりとソ・ガンジュンの手を握るパク・ヒョンシク。

 まずはドラマについてのQ&Aからイベントはスタート。


<b>Q.「家族なのにどうして?」はどんなドラマですか?</b>
パク・ヒョンシク:僕はこのドラマに出る前まで自分の生活に忙しかったです。でもこのドラマをやらせていただいて、自分が学生だったときのこと、そして子供だったときのこと、その時に親に対して失礼なことをしてしまったこと、親が自分達を愛してくれることを当然のことのように思っていたこと、こうしたことをドラマを通じて再認識することができました。そして両親に対して感謝の気持ちを再認識できたそんなドラマです。このドラマを通じてもう一度両親に電話をしてみようかなとかそんな機会をくれたドラマだと思います。

<b>Q.ドラマ内での二人の関係は?</b>
ソ・ガンジュン:僕たちは中学生の時は友達でした。でも僕の失敗で二人の心が離れてしまって、大人になってから再会するのですが、一人の女性を巡ってライバルになる。そういう関係です。

<b>Q.二人の理想の女性は?</b>
パク・ヒョンシク:理想は考えつかないですが、心が通じ合えればいいと思います。外見は…僕の目にかわいいと映ればそれが全てです!みんなそれぞれ理想は違うじゃないですか?だから僕の目だけにかわいければいいんです!(笑)
ソ・ガンジュン:僕も決まってないです。感覚が大事です。これがこうで、これがこうだから良いというのではなく、なぜか心がその人に向かってしまう。そういう人が良いです。

<b>Q.お互いの秘密を教えてください。</b>
パク・ヒョンシク:ガンジュンさんと初対面の時、名前を呼ばなきゃいけないのに「ヒョン(お兄さん)なのか?」と悩んだことがあります。それが秘密です(笑)そしてガンジュンさんは男らしいですが最初はクールに見えてしまいます。でも心と行動はクールではなくて本当は愛嬌があって、ソフトでそして僕にとても良くしてくれてありがたいです。
ソ・ガンジュン:とっておきの秘密ありますよ(笑)「本物の男」という番組で赤ちゃん兵士の役で出たのですが、その時ヒョンシクさんも出演されていて、最初に会ったとき「僕よりも年下で弟なのかな?」と思ったのですが僕より2歳年上と聞いて「なんで僕のほうが老けて見えるんだろう」と思いました。でも撮影が続いていく中で、僕のことを“弟分だから、守ってリードしてあげないと”という事をヒョンシクさんが思っていてくれているということを感じることがありました。例えば撮影現場に到着して車を降りたらいつの間にか車の前にヒョンシクさんが来てくれて「ガンジュン来たのか」と言ってハグしてくれました。本当に僕のことを気遣ってくれてありがたかったです。そしてヒョンシクさんは主演で、チャン・スンボン一家がにぎやかでいつも和気あいあいという感じで、僕はそれをうらやましく見ていたんです。でもヒョンシクさんは食事の時も僕を呼んでくれたり、何かと目をかけてくれたりして本当にありがたかったです。

 撮影中のエピソードを語る二人は本当に楽しそうに、そしてお互いを思いあっている様子を見せ、会場を和ませた。たくさんの質問に答えた後は、ゲームコーナーへ。

 パク・ヒョンシクとソ・ガンジュン、お互いがお互いを褒めあうほどやさしい性格の二人だが、どちらの方が男子力が高いのかを競うことに。「彼女ができたとして初めてあげるプレゼントは何?」というテーマでは、パク・ヒョンシクは「大きなダイヤの指輪」と答え、ソ・ガンジュンは「僕が使っているのと同じ香水」と答えた。そしてファンから圧倒的な支持があったのはダイヤで「やっぱり世の中お金なのか…」と落ち込むソ・ガンジュン。

 次の質問では自分の答えをファンにアピールし、必死で勝ちを取ろうとする二人の姿に会場から笑いが沸き起こった。最後のテーマは「彼女をどうやって元気付けるか」というもの。彼女役に選ばれた2人のファンがステージに上がり、パク・ヒョンシクとソ・ガンジュンとそれぞれ、カップルを演じるというスペシャル企画。

 パク・ヒョンシクは“泣いている彼女”をバックハグで慰め、その姿には客席からは悲鳴のような歓声が鳴り響いた。
対するソ・ガンジュンは「どうしたの?何があったの?」など声をかけ最終的には向かい合ってのハグで慰めるとこれにも大歓声が起こり、会場はこの日一番であろう盛り上がりを見せた。

 盛り上がりを見せたゲームの後は、ソ・ガンジュンがピアノを演奏、そしてパク・ヒョンシクは歌というそれぞれの特技を披露するスペシャルステージが準備された。

 イベント後半にはスクリーンに映し出されるドラマの映像と共に、パク・ヒョンシク、ソ・ガンジュンによるドラマの再現が行われ、二人の迫真の演技が生で披露された。特にダルボンと父親チャ・スンボンの親子の感動のシーンが映し出されると、涙を流し、すすり泣くファンの姿が見られた。ミュージカルのように目の前で繰り広げられるドラマの名シーンに吸い込まれるかのようにファンはじっと二人の姿に見入った。

 そしてイベントはいよいよエンディングへ。最後のあいさつでパク・ヒョンシクは「『家族なのにどうして?』をたくさん応援してください。そして、パク・ヒョンシクとソ・ガンジュンさんもたくさん応援してください」と語り、ソ・ガンジュンも「今日とても緊張しましたがヒョンシクさんと一緒で楽しい時間を過ごすことができたと思います。『家族なのにどうして?』これからもたくさん愛してください。ヒョンシク兄さん・ソ・ガンジュン、そして『ZE:A』と『5urprise』をたくさん愛してください」とドラマとお互いのことをしっかりとアピール。

 最後まで互いに想い合う姿を見せ、ドラマのOSTから「I Told You」を二人で歌い、サインボールを客席にプレゼントし、プレミアムイベントは大盛況のまま終了した。

 イベント終了後に行われた二人とのハイタッチ会で会場を後にするファンの顔からは笑顔が溢れていた。

 ドラマ「家族なのにどうして?」は現在KBS WORLDにて絶賛放送中。



4/25「家族なのにどうして?」プレミアムイベントCM
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