金泰煥知事(右)と握手する竹中総務相=13日、済州(聯合)
金泰煥知事(右)と握手する竹中総務相=13日、済州(聯合)
日本の竹中平蔵総務相が13日に済州道を訪れ、金泰煥(キム・テファン)済州道知事と済州特別自治道への転換を進めた経緯と国際自由都市の発展方向について意見交換した。

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 竹中総務相は「日本は3300ある市町村を1800に統合し、全国の行政単位を広域化する道州制の導入を検討している」と説明し、県より大きい道州制の導入までには5年以上かかるとの見方を示した。その上で、短期間で国から権限の移譲を受け、自由・自治・責任を持つことになった済州道の前例は、日本にとっても参考になるものと評価した。また、競争力ある国際自由都市としての発展を目指し、観光以外にどのような機能を強化しているかを聞いた。これに対し金知事は2002年から始まった自治権の拡大など、済州国際自由都市の推進計画について詳しく説明した。

 竹中総務相はこのほか、「2週間後には新しい首相が誕生するが、誰が首相になるとしても日本にとって最も重要な国は韓国だ」と述べ、韓日両国の友好協力関係を強調した。金知事は竹中総務相に、大阪や東京などに暮らしている済州出身の在日韓国人20万人に対する格別な配慮を要請した。

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