キム・ヨナ恋人のアイスホッケー選手　代表資格を無期限剥奪

【ソウル聯合ニュース】大韓アイスホッケー協会は13日、アイスホッケー韓国代表で軍体育部隊に所属するキム・ウォンジュン（29）の代表資格を無期限で剥奪すると発表した。キム・ウォンジュンはソチ冬季五輪を最後に現役を引退したフィギュアスケーターのキム・ヨナの交際相手として知られる。
　同協会によると理事会でキム・ウォンジュンと同僚2人について、代表の選手資格を剥奪し、代表選手の選抜対象から無期限で除外する処分が決定した。
　キム・ウォンジュンは今年6月、同僚2人と共に代表合宿中に宿舎を車で抜け出し、マッサージを受けて戻る途中、飲酒運転の車と衝突して負傷した。3人は報告せずに事実を隠蔽（いんぺい）していたが、国防部の調査で明らかになった。
　協会は、2018年の平昌冬季五輪を前に主力選手である3人が抜けるのは代表チームにとって大きな痛手だとした上で、「代表選手としての不適格な行動については厳しく懲戒処分する」と強調した。
　キム・ウォンジュンは来月除隊する。しかし、実業団に復帰しても9月開幕シーズンの48試合中35試合のほか、総合選手権大会にも出場できない。