ソン・イェジン
ソン・イェジン
「世界の中心は父親でした。そんな父を疑い始めたことで、笑うことが難しくなりました」

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 映画「共犯」で主人公ダウン役を演じた女優ソン・イェジンの言葉だ。

 「共犯」は、ダウンが父親が誘拐犯かもしれないと疑い始めたことで起こるストーリーを描いたスリラー作品だ。

 ソン・イェジンは去る15日、映画「共犯」のマスコミ試写会終了後の記者会見で「世間の娘たちと同じように、ダウンは幼い頃から父の愛をたっぷりと受けてきた人物でした。それだけに、父を疑うことは簡単ではなかったのです」と語った。

 映画でダウンは、定義と否定の間でつらい思いをする。社会の定義に関心をもっており、記者を夢みていた彼女は、自身の父が犯人かもしれないという合理的な疑心をもちながら人生が地獄に変わっていく。

 「普通、このような映画では加害者や被害者の事件として映画が進行していきますが”私が一番愛している人が凶悪な犯罪者だったら?”という疑惑からこの映画はスタートします。そのテーマがもつ鳥肌が立つようなアイディアが良かったです」

 ダウンの父親役は、俳優キム・ガプスが演じた。

 彼は「映画を撮影しながら最後まで気持ちが悶々としていた」とし「イェジンさんの質問攻撃を避けながら、とてもつらかったんです。どこかに行って、大声をあげたい心境でした」と語った。

 また「本当に良い父親役をやり遂げることができました(笑)。ご覧になればわかると思いますが、良いシナリオに出合いました」

 ■映画「共犯」
 15年前、韓国国民に衝撃を与えたハン・チェジン君誘拐事件。この事件を土台に映画が制作されながら、遅れていた捜査はラストで速度を上げていく。
友人らと映画を見たダウンは、映画のラストシーンに出てきた真犯人の声を聞き、父親を思い浮かべる。ダウンは、警察大学に通う恋人の協力を得て、父を調査していく中、衝撃的な事実を知ることになるのだ。

 映画は、パク・ジンピョ監督の「あいつの声」(2007)の後続編のような印象を与える。クク・ドンソク監督は「『あいつの声』と直接的な関係はない」
としたが「あいつの声」の一部テーマを適用した点で映画は既視感を刺激する。クク監督は「あいつの声」の助監督だった。

 「共犯」は序盤、父親と娘の切ないエピソードを見せるが、中盤以降はスリラーに変貌する。遅延していたかのようなストーリーが、警察の捜査が
スタートすると興味をそそる展開を見せていく。

 なお、映画「共犯」は来る24日、韓国で公開される。

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