KBS「剣と花」
KBS「剣と花」
KBSドラマ「剣と花」が視聴率6%の沼にはまり、抜け出せずにいる。

韓国ドラマ「剣と花」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

 8日、視聴率調査機関ニールセンコリアによると、先月4日にスタートした「剣と花」は、全国基準視聴率6.7%で出発。以降、続けて5%台まで落ち込み、6%水準までは回復したが、この”6%台”から抜け出せないまま進行中だ。

 去る7日に放送された第11話の視聴率は全国6.3%、ソウル5.1%、首都圏6.4%と集計され、1か月前の初回放送よりもさらに落ち込んだ数値となった。

 先週終演したSBSドラマ「あなたの声が聞こえる」が視聴率20%を行き来し、「女王の教室」も9%台で少なくないマニア層を形成したのに比べると、「剣と花」の成績は低い水準だ。

 「剣と花」は、初回放送でフィクション時代劇ジャンル特有の華麗な映像美を強調しながら期待を集めた。しかし、それ以降ストーリー展開の過程で、これといった魅了を見せることなく、視聴者の好評も得られていないとの指摘を受けている。

 当初、「赤道の男」で好評を得たオム・テウンとキム・ヨンスプロデューサーの再タッグ、さらに女優キム・オクビンが6年ぶりにドラマ復帰する作品として期待されていたが、これらのシナジーを大きく発揮されずにいるとの評価だ。

 一方、トップスター ソ・ジソブとコン・ヒョジンの共演、「最高の愛」などヒット作を生んだホン・ジョンウン&ミラン姉妹作家が随筆を手掛けたSBSドラマ「主君の太陽」が初放送から全国13.6%の高視聴率をマーク。イ・ジュンギ主演のMBC「Two weeks」(全国7.5%、ソウル8.6%、首都圏8.9%)も俳優らの好演と興味深いストーリーが高く評価され、手強い競争作品としてあげられている。

 全20話で企画された「剣と花」は、最終話まではまだ時間がある。

 これに関してKBS側は「11話の視聴率は前話より1.3%上昇した。8日に放映される12話で本格的な第2幕が展開されることで、これから上昇気流に乗っていくだろう」と語った。

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