インターネットやモバイルで簡単に視聴できるウェブドラマが韓流輸出の分野で注目されている。次世代コンテンツに浮上するウェブドラマの海外進出を取材した。

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 1話10分程度で制作され、ネット上やモバイルに公開されるウェブドラマ。昨年から制作されはじめ、いままでに30編近い作品が存在する。初期は企業の広報用や間接広告用が大部分だったが、最近は海外市場を見据えた場合が増えている。

 昨年公開の「放課後のくじ引き」は中国の動画サイトで閲覧数1千万件を突破し、最近、シーズン2が制作された。シーズン2は初めから北京を背景とし、中国とアメリカで先にリリースする予定だ。

 大手企画会社のスターが出演した「恋愛細胞」はアメリカの韓流ドラマ業者にはやくに売れ、スリラー物「人形の家」は日中韓のインターネットサイトで同時公開される。

 SMエンタテインメントやYGエンターテインメント、JYPエンターテインメントなど大手に続き、ソ・ジソブら韓流スターまでもが海外市場を狙ったウェブドラマに飛び込んでいる。一般ドラマより制作費が抑えられ、負担なく楽しめる部分を活用し、海外ファンを攻略する。

 日増しに大きくなっていく海外オンライン市場を狙ったウェブドラマ。大衆文化産業の新輸出商品でその成長の可能性を育てている。