ことし8月に竹島で統一を祈願する曲を歌った歌手イ・スンチョルが、日本入国を拒否された。

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 羽田空港に到着したイ・スンチョルが、釈然としない理由により入国管理局に4時間ほど拘留され、結局その後帰国する事態となった。入国管理局の関係者が明かした理由は「最近、メディアに出てきたもののため」。しかし、イ・スンチョルが詳細な理由を聞くと「20年前の大麻事件」と話を変えた。

 事件以降15回も日本へ入国し公演も行ってきた点を考慮すると、今回の件は納得のいくものではない。

イ・スンチョルはことし8月14日、光復節の前日に脱北青年合唱団と竹島を訪問し、統一祈願の曲を発表した。これにより入国拒否されたのだと
所属事務所は主張。イ・スンチョルはTwitterにソン・イルグクの三つ子の名前でもある「大韓民国万歳」と書き、不満を表した。

 竹島入島支援センターの建設中断問題で再び日韓政府間の外交摩擦に生じる中で起きた出来事でもあり、ネットユーザーも敏感に反応している。

※文中「竹島」の韓国名は「独島」