以前は、人気にあやかり主演を担うアイドルスターが多かったが、最近は主演にこだわらず、少しずつ段階を踏んでいく“演技ドル”が増えている。

MBLAQ の最新ニュースまとめ

 演技が上手なアイドルといえば、「MBLAQ」のイ・ジュン。昨年、映画「俳優は俳優だ」で単独主演として活躍したが、新しく始まったドラマでは“スターより人気のわき役”となる。背筋が凍るようなサイコパスを演じる彼は、主演に劣らない存在感を見せる。

 「2PM」テギョンも主演や助演をこなし、演技経歴を積み重ねている。「フーアーユー」では男性主人公だったが、現在放送中のドラマでは助演で登場する。「2AM」スロンは2010年に演技に挑戦してから、単独主演を飾ったことはない。今回も男女主人公を支える役柄だ。「BIGBANG」V.Iも国内ドラマ初挑戦において、欠かせない助演を担った。

 一時、スターという理由で簡単に主演を担ってきた演技ドルたち。しかし、比重が大きい分、演技力が指摘され、視聴率もついてはこなかった。

 このため“ユーターン”する場合もある。2009年に初ドラマで主演を演じたユンホは、4年ぶりに演技に再挑戦する上で助演を選んだ。

 主演に意地を捨てた演技ドルたち。しかし、演技力向上なしには、ある瞬間限界にぶつかるほかないと関係者たちは指摘する。