歳月を忘れさせる先輩たちの活躍の一方で、ニューフェースのデビューも相次いでいる。皆、オーディション番組で実力を示した歌手たちであるため、一層期待が集まっている。

エディ・キム の最新ニュースまとめ

 清らかな声と知的な歌手で、当時から注目を浴びた「楽童ミュージシャン」。初のアルバム「PLAY」を発表した。メンバーのイ・チャンヒョクが11曲すべての作詞・作曲を手掛け、聴くだけでも気分の良くなる特有の音楽カラーはそのままだ。タイトル曲「200%」は公開直後から各音源チャートで1位を記録中だ。

 同じ番組で競争した「2000won」もデビューアルバムを発表した。ハツラツとした愉快な男性デュオらしく舞台で鞄と椅子を駆使し、風変わりなパフォーマンスで視線を集める。ステージでは「楽童ミュージシャン」に勝ちたいという覚悟のようだ。

“歌う軍人”として注目されたキム・ジョンファンも、エディ・キムという名でアルバムを発表した。軍隊から恋人を想う気持ちを綴った「2 Years Apart」など全曲を自作曲で構成し、シンガーソングライターとしての可能性に挑戦した。

 出演時の人気から一気にデビューするのではなく、彼らはそれぞれ1年間の準備期間を設けた。しかし、殺伐としたオーディションを経ても、プロデビューは全く違った次元の挑戦のため、成功の可否は見守らなければならない。

 大物歌手の復帰と新人の新鮮な挑戦が交差し、今春の歌謡界は一層豊かになった。