SBSで1月24日から放送される韓国ドラマ「パラダイス牧場」で俳優デビューする東方神起のメンバー、チャンミンは18日、ソウル市内の同局社屋で行われたドラマ制作発表会に出席し、演技に初挑戦した感想を話した。

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 チャンミンは「未熟なところがあるので、指摘には耳を傾けたいと思います。(撮影期間の)6か月間、最善を尽くしました。もっと頑張れたのに、という気持ちはありますが、後悔はありません」と意気込んだ。

 「パラダイス牧場」は19歳の女子高生と21歳の予備校生が家族の反対を押し切って結婚するもののすぐに離婚、7年後に再会し、遺産相続のため同居を始める若者の恋を描いたラブコメディ。全16話が事前制作で撮影された。

 チャンミンは資産家の御曹司、ハン・ドンジュ役を演じる。ハン・ドンジュは一見すると冷たいものの、実は心のやさしい人物で、遺産相続の条件として命じられたリゾート再開発のため滞在することになった済州島で、別れた前妻のダジ(イ・ヨニ)と再会する。相続権を獲得するため、ダジと同居することになるが、新しい恋に落ちるダジに焼きもちを焼く。そうした中、資産家の娘、パク・ジニョン(ユ・ハナ)に好感を抱き、3人は奇妙な三角関係になる。

 チャンミンは2人の女優とキスシーンも撮影した。「ただでさえ、演技自体にプレッシャーを感じていましたが、キスシーンはもっと緊張して、撮影の日は朝からご飯も食べられず、頻繁にうがいもしました」と話す。イ・ヨニは同じ事務所の同僚で、俳優としても先輩のため、緊張せずに撮影できたが、ユ・ハナとは仲良くなる時間が足りず、キスシーンでは体が硬直してしまったという。友たちのようにリラックスできる女性がタイプだというチャンミンは、「現実なら、ダジのほうがいいと思います」と照れた。

 劇中のせりふのように、女性と出会い、3秒内にドキッとした経験があったかを聞く質問には、「一目ぼれするには3秒もかからないのでは」と笑いながらも、「まだなかったと思います」と答えた。

 チャンミンはてこずったシーンとして、ハン・ドンジュが初めて登場する場面を挙げた。せりふが多いわけではなかったが、表情や雰囲気でハン・ドンジュの性格を見せなければならなかった。監督にしかられることはなかったものの、いろいろ指摘されながら演技を学んだ。現場で監督は先生でもあったと、感謝の気持ちを伝えた。

 視聴率で同時間帯に放送されるニュース番組だけには負けたくないというチャンミンはあいにく、ドラマが初放送される来週は日本に出国する。「直接的な叱咤(しった)は受けなくて済むので、良かった」と笑った。