新作映画『シークレット』の制作報告会が3日、ソウル・狎鴎亭の映画館で行われた。

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 ユン・ジェグ監督は、作品について「複合構造のスリラー」だと紹介。観客とパズルゲームをしたいと話した。

 キム・ユンジン主演のスリラー『セブンデイズ』の脚本を手がけたユン・ジェグ監督は、新作では自らメガホンを取った。いつどれだけの情報を与えるか、ここでこの情報を与えたら観客が理解するだろうか、情報を与えすぎだろうか、最後にシークレットが明らかになるときのゲームの勝者はだれか、ということを念頭に脚本を書いたという。

 物語は、殺人現場で妻のジヨン(ソン・ユナ)の痕跡を見つけた刑事ソンヨル(チャ・スンウォン)が、被害者と同僚の刑事、別の容疑者、目撃者ら、さまざまな人物と接することで展開する。

 ユン監督は「事件にかかわる複数の人物は、それぞれのピースを持っている。最後にすべてのピースが組み合わさったときどんな真実が明かされるのかに焦点を合わせれば、楽しんでもらえるはず」と自信感を示した。

 ソンヨルを演じたチャ・スンウォンは「いつもなら脚本を読んだとき、アキレス腱となる部分を探すが、今回は見つけられなかった。最初は複雑な構造なので難しいなと思ったが、2度3度細かく読んで考えていった」と語った。

 秘密を抱えるジヨンを演じたソン・ユナも「偶然脚本を目にする機会があり、最後のシーンが終わるまで頭を上げることができないほどはまり込んだ。この映画がやりたいと思った」と、物語にほれ込んでの出演だったと明かした。