ドル円相場は15日の午後6時半ごろに1ドル=141円台に上昇し、ことしに入って最高値をつけた。これは2022年11月以降で最低水準だ。100円当たりのウォン相場は同じ日の午後2時35分ごろに903.98ウォンまで下落し、この1年間で最低水準を記録した。1ユーロも152円台を超え、2008年9月以降約15年ぶりに最安値を記録した。
日本銀行がインフレのために緩和的な通貨政策を展開し、意図的な円安を誘導しているという評価だ。 上田和夫日本銀行総裁は最近「超緩和的な通貨政策を忍耐強く維持する」と明らかにした。
一方で、日本や中国を除いた主要国の通貨政策は緊縮に向かっている。米連邦準備制度(Fed)は今月、連邦公開市場委員会(FOMC)会議で基準金利の据え置きを決めたが、まだ年内に2回の追加引き上げの可能性を残しており、欧州中央銀行(ECB)も15日の会議で追加引き上げすることが予想されている。オーストラリアやカナダなど金利の引き上げを中断していた国でも再び金利の引き上げを再開している。
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