15日、政府機関の韓国不動産院が発表した「2023年5月全国住宅価格動向調査」の結果によると、先月の全国住宅(マンション・連立住宅・一戸建て)価格は前月比0.22%下落した。4月の下落率(-0.47%)に比べると、下落幅は縮小している。
ソウルの住宅価格は0.11%下落し、今年に入って5か月連続で下落幅が減っている。自治区別に見ると、江南4区(瑞草・江南・松坡・江東区)と論峴区、龍山区は先月の住宅価格が上昇した。特に、松坡区は0.45%上昇し、上昇幅が最も大きく、瑞草区は0.33%、江南区は0.32%の上昇率を記録した。
首都圏も4月-0.49%から先月-0.18%、同期間5つの広域市は-0.73%→-0.42%、8つの道は-0.30%→-0.19%など、下落幅が縮まった。
このような中、住宅タイプの中でマンションの場合、先月全国0.23%、首都圏0.10%価格が下落し、下落幅の減少傾向が続いている。特に、ソウルと仁川は先月マンション価値がそれぞれ0.01%、0.04%上昇し、上昇転換した。京畿道は先月0.19%下落した。
首都圏外の地域では、世宗市のマンション価格が4月に0.72%上昇した後、先月も1.05%上昇し、2週連続で上がっている。
マンション以外の連立住宅の場合、ソウル・京畿・仁川など首都圏地域はすべて下落幅が拡大した。ソウルは4月-0.32%から5月-0.33%に、京畿道は-0.30%から-0.52%に、仁川は-0.27%から-0.47%に下落幅が大きくなった。
先月の一戸建て住宅価格は、全国基準で前月比0.02%下落し、ソウルは0.03%、京畿道は0.01%下落した。ただし、仁川は4月の一戸建て住宅価格が0.04%上昇した後、先月も0.07%上昇し、2週連続で上昇傾向が続いた。
チョンセ(伝貰:韓国独特の賃貸住宅制度。入居時に一括で高額の保証金を入れる)市場でも、今年に入って価格下落幅は緩やかになっている。住宅基準で、全国は0.31%、ソウルは0.21%下落し、5か月連続で下落幅が鈍化した。マンションの場合、全国は0.39%、ソウルは0.08%下落し、下落幅が減少した。
3月時点で伝・月貰転換率は全国が6%だったが、4月には6.1%に増加した。首都圏も同期間5.7%から5.8%、ソウルは5.1%から5.2%に上昇した。
マンションの伝・月貰転換率は全国が5.3%から5.4%、首都圏は5.2%から5.3%に0.1ポイント上昇し、ソウルは4.8%を記録し前月と同じだった。
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