保育園もマスク着用がなくなるか…保健福祉部「着用を強要してはならない」=韓国(画像提供:wowkorea)
保育園もマスク着用がなくなるか…保健福祉部「着用を強要してはならない」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国では、コロナの危機段階の下降により、保育園もエンデミック(endemic、風土病で固まった感染症)に近く防疫規制が緩和された。過去とは異なり、防疫当局は保育園の園児にもマスク着用を強要しないよう呼びかけた。

4日、保健福祉部がホームページで公開した‘コロナの流行に備えた保育園用対応指針(13版)’によると、1日から保育園の乳幼児と保育教職員の感染者に対し、‘1週間隔離’の義務がなくなり、代わりに‘5日間登園および出勤中止’が勧告される。

保育園は感染者が‘やむを得ず’登園・出勤する場合には、隔離が勧告される期間内はマスク着用を勧め、できるだけ直接接触しないよう措置する。

保育教職員がコロナ感染によって出勤できなかったり、業務から排除された場合には有給休暇を認めて代替教師を支援することができる。感染者が発生した場合、園長は以前と同様に消毒を実施しなければならないが、保育園の一時利用制限は園長が自主的に決定する。

発熱や呼吸器症状などの有症状者に対しては症状が好転するまで登院・出勤中断措置が下されたが、1日からはマスク着用だけが勧告される。

保育園は感染と疑われる症状のある乳幼児については、保護者と相談して帰宅措置などを協議し、診断検査を案内する。乳幼児が発熱・咳など、疑われる症状を見せれば帰宅措置していた従来の指針は解除された。

その代わり、疑われる症状が見られる場合はマスク着用を勧告し、保護者と相談して帰宅するかどうかを協議し、診断検査を案内しなければならない。

保育園の園長に勧告されていた‘1日3回以上の換気’は‘1日1回以上の換気’に緩和された。冷暖房機や空気清浄機の稼働時に勧告されていた‘2時間に1回の換気’も‘1日3回以上の換気’に変更された。

マスクに関しては以前と同じように、▷コロナの症状があったり、疑われる症状がある人と接触する場合、▷高リスク群または高リスク群と接触する場合、▷最近に感染者と接触した場合、▷換気が難しい3密の室内環境にいる場合、▷多数が密集している状況で歓声・合唱・対話などの飛沫生成行為が多い場合には着用が勧告される。

ただし、新しい指針は「保育園内のマスク着用義務はなくなったものの、過度な懸念によって保育園レベルで着用を強要する事例がないように留意しなければならない」と明示した。
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