釜山港の埠頭(ふとう)に接岸するコンテナ船(資料写真)=(聯合ニュース)
釜山港の埠頭(ふとう)に接岸するコンテナ船(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国産業通商資源部は1日、5月の輸出額が522億4000万ドル(約7兆2710億円)で前年同月比15.2%減少したと発表した。8カ月連続の減少。主力輸出品目である半導体の不況が長引き、輸出全体を押し下げている。 半導体の5月の輸出額は前年同月比36.2%減少した。昨年8月以降、10カ月連続でマイナスとなった。 石油製品(33.2%減)や石油化学製品(26.3%減)、2次電池(4.9%減)なども減少した。増加は自動車(49.4%増)や一般機械(1.6%増)、2次電池の正極材(17.3%増)など一部にとどまった。 産業通商資源部は、昨年5月の輸出額(616億ドル)が単月として過去2番目に大きかった反動もあったと分析した。 5月の輸入額は前年同月比14.0%減の543億4000万ドルで、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は21億ドルの赤字だった。昨年3月から15カ月連続の赤字。 今年1~5月の貿易赤字は273億4000万ドルとなった。ただ、月別の赤字額をみると、1月に125億3000万ドルを記録した後は縮小が続いている。
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