福島の原発処理水放出対応...放射性物質の検査強化=韓国政府(画像提供:wowkorea)
福島の原発処理水放出対応...放射性物質の検査強化=韓国政府(画像提供:wowkorea)
韓国政府は日本の福島第一原発の処理水放出に備えるため、主要水産物の生産海域で放射性物質のモニタリングを強化する。

韓国海洋水産部(日本の水産庁に相当)によると28日、海洋水産部は今年に水産物生産海域を中心に放射性物質のモニタリング対象拠点を現在の45か所から52か所に拡大する。同部は主要水産物の生産海域などを中心にモニタリング拠点を拡大し、国内沿岸部の海域への放射性物質流入有無を監視する計画だ。

これは今年に予定された日本の福島第一原発の処理水放出に備えたものだ。日本政府は今年の春または夏に、福島第一原子力発電所で発生した処理水を海洋に放出すると、13日に明らかにした。これに伴い、放射能などの危害要素から韓国における海洋環境と水産物の安全に対する国民の憂慮が高まっている。

韓国政府はこの他にも水産物の放射能検査を拡大し、原産地表示および輸入水産物の履歴管理対象品目拡大、水産物の消費萎縮に備えた備蓄などの対策を用意する予定だ。
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