中国政府は、ウィズコロナ政策への転換後、一時は一日に694万人の新型コロナの陽性反応があったことを明らかにした(画像提供:wowkorea)
中国政府は、ウィズコロナ政策への転換後、一時は一日に694万人の新型コロナの陽性反応があったことを明らかにした(画像提供:wowkorea)
中国政府は、ウィズコロナ政策への転換後、一時は一日に694万人の新型コロナウイルス感染症の陽性反応があったことを明らかにした。中国政府は最近次々と新型コロナに関する各種統計を公開することで、国際社会で持ち上がっている「不透明性問題」を解消しようと努力しているものとみられる。

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中国疾病予防統制センターは、春節(旧正月)連休期間の25日「全国の新型コロナ感染状況」というタイトルの報告書をホームページに掲載した。

この報告書には、中国の新型コロナに関する死者・重症者・入院患者・感染者などの数値が、最近ピーク時に比べ大きく減少したことを示す統計も紹介されている。

また報告書で「中国全国のPCR検査による陽性者が、先月22日には一日で694万人発生しピークに達した」と明らかにされた。

今回の報告書に先立って、国家衛生健康委員会の当局者は今月14日、国務院連合防疫機構の記者会見で、先月の防疫緩和後の5週間(12月8日から1月12日まで)に集計された病院内の新型コロナに関する死者数(5万9938人)を公開した。

また、国際社会が懸念している変異株について「昨年の9月末以降、中国内の新型コロナ感染拡散過程で優勢株はオミクロン系列BA.5.2とBF.7であり、新たな変異株は発見されていない」と発表した。

中国のこのような情報公開は「国際社会の要求にある程度応える」という側面があり、各国による中国発入国者への防疫強化措置の調整において、参考資料になるものとみられる。

中国政府は「WHO(世界保健機関)に忠実に情報を提供している」と抗弁していたが、物議を払拭できないことから、結局最近になって死者・感染者などの関連情報を次々と公開している。

一方「統計値が現実を正確に反映しているか」という物議は、これからも続くものと予想される。

特に、中国政府は “病院内死者数”を最近公開したが「『中国人の約80%(約11億人)が感染した』という中国政府側の専門家による言及内容に0.1~0.2%レベルの世界的なオミクロン株の致死率を当てはめると、病院外で亡くなった人はかなり多いだろう」という推定が当分の間続くものとみられる。

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