ソウル警察庁(画像提供:wowkorea)
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イテウォン(梨泰院)惨事の捜査以降、裁判に付された初の被疑者が出た。‘ハロウィン危険分析’報告書を削除したという疑惑の当事者であるパク・ソンミン(55)元ソウル警察庁公共安寧情報外事部長(警務官)とキム・ジンホ(51)元ヨンサン(龍山)警察署情報課長(警務官)である。

ソウル西部地検はこの日の午後、証拠隠滅教唆と共用電子記録等損傷教唆の容疑で2人を拘束起訴した。

キム元課長の指示で問題の報告書を直接削除した龍山署情報課職員A氏(40)は、証拠隠滅と共用電子記録損傷の容疑で一緒に在宅起訴された。

パク元部長は梨泰院惨事の捜査が始まった直後の先月2日、キム元課長をはじめとする一線警察署情報課長たちと集まったメッセンジャーチャットルームで「監察と家宅捜索に備え、情報報告書を削除せよ」と指示した容疑を受けている。キム元課長はこのような指示に従い、業務用パソコンに保存された情報報告書を削除するようA氏に指示した容疑が持たれている。削除された報告書にはハロウィンの期間に梨泰院一帯で人混みが予想されるという内容を含まれていた。

警察特別捜査本部はパク元部長とキム元課長に証拠隠滅教唆容疑だけを適用して拘束した後、13日に送検した。

検察は問題の情報報告書が公務所で使用する電子記録である点を勘案し、共用電子記録等損傷教唆の容疑を追加した。

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