この日、ソウルだけでなくカンウォンド(江原道)チュンチョン(春川)・パジュ(坡州)・ウォンジュ(原州)、キョンサンプット(慶尚北道)キョンジュ(慶州)、チュンチョンナムド(忠清南道)チョナン(天安)など全国の空で虹色の煙を放ちながら空に上昇していく飛行物体を見たというコメントと写真がSNSにあふれかえった。
ツイッターのリアルタイムのトレンドには「全国空」、「虹色」などの単語とともに「国防科学研究所」、「災難メッセージ」があがった。また、警察と国防部、各報道機関にも申告と情報提供が相次いだ。
間もなく、韓国国防部はこの日、固体推進宇宙発射体の試験に成功したと明らかにした。今年3月に固体燃料宇宙発射体の推進試験に初めて成功したと明らかにしてから9か月後のことだ。
最近、北朝鮮による無人機の領空侵犯を思い浮かべた市民らは、国防部の発表に安堵（あんど）の胸をなでおろした。
液体燃料推進機関より価格が安くて簡単な構造である固体燃料を基盤とする推進機関は、小型衛星や多数の超小型衛星を地球の低軌道に乗せることができる宇宙発射体に使用される。
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