李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は7日、国会で開かれた「精神戦力発展セミナー」に寄せた祝辞で、「各種の挑発によってわれわれの国と国民を脅かしてきた北の政権と軍がわれわれの敵であることを明確に認識する必要がある」と述べた。

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 李氏は、北朝鮮はさまざまな形態のミサイル発射を繰り返し、軍事境界線付近の緊張緩和を盛り込んだ2018年の南北軍事合意に違反しているとし、最近では大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射にも踏み切り朝鮮半島はもちろん国際社会の平和と安定を深刻に脅かしていると指摘した。

 また、北朝鮮が7回目の核実験をいつでも行えるよう準備を終え、核武力政策を法制化して核を絶対に放棄しない姿勢を表明したとし、「こうした状況で軍本来の役目を果たすには確固たる精神的な備えが何より重要だ」と強調。「兵器システムがいくら発展しても、国家観や軍人精神、対敵観といった精神的な備えが確立されてこそ戦って勝つことができる」と述べた。


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