「業務開始命令」に反発…民主労総、来月6日同時ゼネスト=韓国(画像提供:wowkorea)
「業務開始命令」に反発…民主労総、来月6日同時ゼネスト=韓国(画像提供:wowkorea)
全国民主労働組合総連盟(民主労総)は貨物連帯ストライキと関連し、政府がセメント運送従事者に業務開始命令を下したことに反発し、来月3日にソウルとプサン(釜山)で全国労働者大会を開き、6日に全国で同時多発的なゼネストを行うと予告した。

 民主労総は30日、ソウル・チュン(中)区の民主労総会議室で緊急臨時中央執行委員会を開き、このような決定をしたと明らかにした。

 民主労総は政府の業務開始命令に対して、△国民基本権を侵害して労働3権を無力化する反憲法的暴挙、△民主労総と労組を敵対視し、労働者の正当なストライキを犯罪視する暴力的な労働弾圧、△労働者の安全と基本権を保障しなければならない国家の責任と義務を捨てた資本反労働策動と規定した。

 民主労総は業務開始命令に対応し△国民安全ストライキ支持市民社会文化祭、△全国労働者大会、△民主労総ゼネスト・総力闘争大会、△地域別ストライキ拠点連帯闘争、△闘争基金募金を展開することにした。

 民主労総はまず来月1日、ソウル・ヨンサン(龍山)区の大統領室前で「国民安全ストライキ支持市民社会文化祭」を開催する。続けて3日にはソウルと釜山で全国労働者大会を開催。労働者大会は当初、ソウル国会前だけで開く予定だったが、貨物連帯ストライキに力を入れる次元でヨンナム(嶺南)圏の組合員は釜山新港に集まって大会をすることに変更したという説明だ。12月6日には全国で同時多発的にゼネストを行う。

 民主労総はゼネストと関連し「組織の力量を総動員する」とし「場所は貨物連帯地域本部と疎通して確定する」と明らかにした。

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