韓国南部の済州島では11月25日、台湾・台北との直行便の運航が2年9カ月ぶりに再開された(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国南部の済州島では11月25日、台湾・台北との直行便の運航が2年9カ月ぶりに再開された(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国観光公社が30日発表した統計によると、10月に韓国を訪問した外国人観光客は47万6097人で、前年同月の約5.2倍に上った。 新型コロナウイルスの水際対策が厳しかった時期からは大きく回復したが、感染拡大前だった19年10月(165万6195人)比では28.7%にとどまる。 米国からの観光客が7万3560人で最も多く、次いで日本人が6万7159人だった。タイ(3万4428人)、ベトナム(3万2010人)と続いた。 前年同月比の増加率をみると、香港(1万1216人)が約95.9倍、シンガポール(2万4761人)が約68.6倍と大きく、査証(ビザ)免除措置が再開された日本からの訪問者も54.3倍となった。 それに比べ、新型コロナ前は最多だった中国からの観光客は回復が遅れている。2万2940人で63.4%増にとどまった。 10月に海外へ出国した韓国人旅行客は前年同月の6.2倍の77万3480人だった。
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