韓国ソウル地下鉄ストライキ…終盤交渉は22分で中断(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル地下鉄ストライキ…終盤交渉は22分で中断(画像提供:wowkorea)
ソウル地下鉄総ストライキが、11月30日に予告されている中、28日午後、労使間交渉が約20分で中断された。

ソウル地下鉄を運営するソウル交通公社労使は28日午後5時8分、ソウル市ソンドン(城東)区本社大会議室で第5次本交渉を開始したが、22分で停会した。

労組側は先に使用者側が提示した大規模な人員削減案の撤回を要求したが、使用者側は既存の立場を固守した。

11月29日午後6時を交渉時限に定めた労組は、ソウル市と公社が進展した交渉案を提示してこそ交渉に応じるという方針を明らかにした。

組合の重要な要件は、人員削減の撤回と人員の補充だ。彼らはソウル市が強制的な構造調整をせず、安全問題のために人材補充という合意を一方的に破棄したという立場だ。労組はまた最近、シンダン(新堂)駅殺人事件、イテウォン(梨泰院)惨事などで安全問題が深刻化する状況で、人員削減を敢行するのは矛盾だと皮肉を言った。

公社はこれに先立ち先月4日、財政危機などを理由に来る2026年まで定員の10%である1539人を縮小するという計画を発表した。

労組はストライキに先立ち、11月24日から2人1組勤務と安全運行規定を守るコンプライアンス闘争を始めた。KORAIL(コレイル:韓国鉄道公社)が属する鉄道労組も同日、コンプライアンス闘争に入り、KORAILと共同運営する1・3・4号線を中心に10分ほど運行が遅れている。

ソウル交通公社労組が実際の総ストライキに突入すれば、2016年以降6年ぶりのストライキとなる。

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