28日、韓国の東亜日報によると、尹大統領は去る25日、ソウルの官邸で与党“国民の力”のチョン・ジンソク(鄭鎮碩)非常対策委員長やチュ・ホヨン(朱豪英)院内代表など与党指導部と夕食会を開き「ドアステッピング(囲み取材)を準備しようとすれば、午前5時に起きて朝刊すべてに目を通さなければならないのに、午前3時まで酒は飲まない」として、疑惑を否定した。
夕食会の参加者たちは「フェイクニュースなので心配する必要はない」と語り、酒の席に同席したという疑惑が持ち上がったハン・ドンフン(韓東勲)法相についても「長い間いっしょに仕事をしてきたが、2次会に行ったのを見たことがない」と語ったという。
民主党のキム議員は先月24日、国会法制司法委員会の国政監査で「尹大統領とハン法相は法律事務所の弁護士30人と、7月19~20日の夜中にソウル清潭洞の高級クラブで酒の席を設けた」と主張した。当時キム議員は、酒席を目撃したというチェロ奏者がこの内容を伝えた録音ファイルを公開したことで波紋を呼んだ。
しかしその後、目撃者とされるチェロ奏者が警察に「(これらの内容は)ボーイフレンドをだますためのウソだった」と陳述したことが伝えられ、この疑惑は「寸劇」として終結するものとみられている。
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