22日、韓国の金融投資協会によると、91日物のCD金利が年4.02%と大幅に上昇した。CD金利が年4%台をこえたのは2008年12月23日の年4.03%以降、約14年ぶりだ。
CD金利は1月まで年1.30%程度だった。しかし、今年は上昇の勢いが続き、前日に4.01%まで上昇した。
CDは銀行が譲渡可能な権利まで付与して発行する証書で、大口定期預金のことだ。一般的には、銀行が債券のように、資金調達のため機関投資家を対象に発行する。
今年は金利の上昇傾向が本格化しているだけでなく、「レゴランド・コリア」の債務不履行問題で短期の資金市場が閉ざされたことで、CD金利も上昇傾向となった。
最近、韓国の金融当局は金融債の発行や定期預金の金利引き上げを自制するよう勧告。銀行のCD発行を通じた資金調達需要が増えたことで、CDの金利が上がったという分析も出ている。
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