「朝鮮通信使フィールドワーク」の案内(駐大阪韓国文化院提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
「朝鮮通信使フィールドワーク」の案内(駐大阪韓国文化院提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】朝鮮王朝時代に日本に派遣された外交使節、朝鮮通信使に関する記録が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録されてから5年を迎えたことを記念し、駐大阪韓国文化院と大阪歴史博物館が大阪市内に残る朝鮮通信使の足跡をたどる「朝鮮通信使フィールドワーク」を11月23日に開催する。  朝鮮通信使は1607年から1811年までの12回、最大500人の使節団を構成して漢城(現ソウル)から江戸までの片道2000キロを6~9カ月かけて往復した。 韓国文化院によると、朝鮮通信使は大阪に片道5日間ほど滞在した。フィールドワークでは水都大阪で朝鮮通信使が利用した水路をたどる。大阪歴史博物館の大澤研一館長がナビゲーター(講師)を務める。 韓日の市民40人が参加できる。参加費無料。11月6日まで、韓国文化院の電子メールかファクスで申し込みを受け付けている。 韓日に残る朝鮮通信使に関する333点の記録は、平和外交と文化交流の象徴として2017年に世界の記憶に登録された。
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